韓国:国政監査で産技評事態が俎上に | |
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前産技評院長、「産業資源部が解雇を指示した」肯定環境労働委の国政監査で 産技評事態が俎上に チェ・イニ記者 flyhigh@jinbo.net / 2006年11月01日13時52分 公共機関労働組合としては例のない270余日という長期ストライキ事態に置か れている全国科学技術労働組合韓国産業技術評価院支部と関連し、国政監査で 集中質問があった。10月31日午後2時からソウル地方労働庁などを対象に国会 で開かれた環境労働委員会国政監査に産業技術評価院関係者が証人および参考 人として出席し、長時間攻防を繰り広げた。 科学技術労組産技評支部は、内部告発者の解雇、人件費削減、幽霊御用労組の 設立などに反発し、9ケ月間のストライキ闘争を続けている。この日の国政監 査には、呉ヨンホ大統領府産業政策秘書官、金ドンチョル韓国部品素材産業振 興院長、ユン・ギョウォン韓国産業技術評価院長、チュ・ムニョン全産業技術 評価院長、キム・テジン科学技術労組産技評支部組合員などが証人および参考 人として出席した。 段炳浩民主労働党議員の質問に対し、チュ・ムニョン前院長が「当時、産業資 源部産業技術局長だった呉ヨンホが、当時院長だった私に内部告発者解雇を指 示した」と証言した。だが呉ヨンホ前局長は最後までこの事実を否定した。段 炳浩議員は、産業資源部が産技評労使関係に介入して「団体協約のうち労使が 合意した部分を『協議』に変えろ」と指示したなどの事実、労組無力化のため に幽霊労組を作った事実などを指摘した。 段炳浩議員は「産技評事態の核心は、産業資源部傘下の公企業である産技評で 予算が無分別に転用されているという情報を提供したことを理由として職員を 不当解雇し、団体協約更新を具体的に要求して地労委中労委も不当労働行為で あることを認めた幽霊労組を設立し、労使関係を不安定にした。公企業であっ てはならないこと」と意見を述べた。
ユン・ギョウォン産技評院長、議員たち叱責に「辞任のつもりはない」 ハンナラ党のペ・イルド議員も「産業資源部が人件費30%削減を指示したのに 予算はむしろ増加した」と指摘、新しく出来た幽霊労組の産技評労組が行事の 費用を会社の法人カードで数回に分けて決裁した事実などから推察して、不当 労働行為の事実があると主張した。ペ・イルド議員は、ユン・ギョウォン産技 評院長に「人には良心がなければならないのではないか」とし「産業資源部の 指針を履行しなかった時に受ける不利益を憂慮して、職員を分断し複数労組を 支援して、長期ストライキを誘導したのではないのか。地労委中労委で敗訴し 続けても、自分のために職員を追い出そうというのはとんでもない」と追及し た。 この日、国政監査で環境労働委員から集中追及を受けた呉ヨンホ前産業資源部 産業技術局長とユン・ギョウォン産技評院長は一貫して「そんなことはない」 と証言し、委員の公憤を買った。環境労働委員は追加質問の時間、補充質問の 時間などを割愛して先を争って証人に質問したが、産技評関係者はほとんどの 指摘事項を認めず、ヨルリンウリ党のキム・ジョンニュル議員とハンナラ党の ペ・イルド議員は証人の偽証の疑いについて追加で調査する意向を明らかに した。 ユン・ギョウォン産技評院長はキム・ジョンニュル議員の「院長として、責任 を取って辞任するつもりはないか」という質問に「そのようなことは考えたこ ともない」と答え、産技評支部女性組合員暴行事件に関しても「事実ではない」 という主張を曲げなかった。 産技評支部の内部告発者は、労働委員会の不当労働行為判定により不当解雇が 認められて復職したが、団体協約更新問題、組合員暴行問題など使用側と数十 種類の問題を法的に争っている。ハンナラ党のチョン・ジンソプ議員はこの日 の国政監査に参加した厳ヒョンテク・ソウル地方労働庁長に「産業資源部の職 権解雇指示、使用側の幽霊労組支援の有無、女性組合員暴行問題などの事実を 確認し、特別労務管理をしろ」と要請した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2006-11-04 03:26:37 / Last modified on 2006-11-04 03:26:38 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |