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韓国:公務員労組、6大課題争奪ための闘争を宣言
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公務員労組、「闘争なく政治交渉はしない」

6大課題争奪ための闘争を宣言...指導部が断髪式

ユン・ジヨン記者 2013.01.19 19:52

全国公務員労働組合(委員長キム・ジュンナム、公務員労組)が2013年、6大課題争奪のための全面闘争を宣言した。

また公務員労組と公共輸送労組連盟、全国教職員労働組合などの公共部門労働者 は、朴槿恵(パク・クネ)政権に対する共通闘争を宣言した。5日間、業務引継 委員会の前でハンストを続けている公務員労組のキム・ジュンナム委員長を はじめ、副委員長、解復闘委員長など7人は、闘争を決意して断髪式を進めた。

公務員労組の幹部、約1500人は、1月19日の午後3時30分、ソウル市庁広場で 『公務員労組労使関係正常化および6大課題争奪のための全幹部決意大会』を開 いた。彼らは決意大会で朴槿恵政権に対し、労使関係の正常化と6大課題を勝ち 取る闘争を続けると宣言した。

公務員労組は昨年10月に、5万の組合員が参加した総会で、△設立申告争奪、 △解職者原職復帰、△公務員報酬引き上げおよび報酬決定構造改善、△大学生 子弟学資金争奪、△無条件の5、6級勤続昇進制争奪、△公務員、教師政治表現の 自由の6つの対政府交渉要求を全員一致で確定した。

公務員労組のキム・ジュンナム委員長は「公務員労働者の痛みが時代の懸案に なり、民衆陣営の中心になった」とし「今年、民衆陣営全体の闘争から、民主労総 のすべての闘争から、公務員労組の闘争がなくならないように、また戦列を 整えて戦おう」と声を高めた。

続いてキム委員長は「朴槿恵政権と政治交渉をしても、闘争に基づかない政治 交渉、上層単位中心の政治交渉はしない」とし、「来週から全支部の共同行動 に突入し、本格的な闘争を準備していく」と明らかにした。

民主労総のペク・ソックン非常対策委員長は、「大統領選挙が終わるとすぐに 5人の仲間が命を落とし、公務員労組委員長が解職されるなどの痛みが続いた」 とし「もう朴槿恵大統領当選者が決断する時で、民主労総は闘争の戦線を整え る時だ。2013年を希望の年にしよう」と強調した。

公共輸送労組連盟と全国教職員労働組合は、この場で公共部門労働者の共同闘 争を宣言した。公共輸送労組のイ・サンム委員長は「去る12月、公務員と公共、 公務員労組の委員長が集まって、2013年公共部門労働者の共同闘争で社会変革 を実現しようと決意を新たにした」とし「その初の砲門を今日、公務員労組が 開いた。今後、公務員と公共輸送労働者は、ソウル都心で共に決起する計画を 樹立する」と明らかにした。

全教組のキム・ジョンフン委員長は「全国各地の小さな川だった公務員労働者 が、昨年の総会で海になり、もう怒りの心を抱いて怒った波になってほしい」 とし「今や世の中を変える中心に公務員、教職員、公共部門労働者が立つ」と 強調した。

なお、ハンスト5日目のキム・ジュンナム委員長と副委員長、解復闘委員長など 幹部7人は、断髪式を行い、今年の闘争を宣言した。公務員労組ヤン・ユンソク 副委員長は、「集団的、組織的な闘争でわれわれの闘争を勝利に導こう」とし 「今日の決意を14万公務員労組組合員と、さらに80万民主労総の決意にしよう」 と頼んだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-01-20 21:50:08 / Last modified on 2013-01-20 21:50:09 Copyright: Default

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