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韓国:公務員労働者も「民主抹殺政策を防ぐ」
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公務員労働者も「民主抹殺政策を防ぐ」

610抗争をむかえ、3公務員労組が共同声明

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年06月10日13時11分

各界各層の時局宣言が続いているなか、統合を準備している公務員労組3組織も 6.10民主抗争22周年記念日をむかえて、6月10日に共同声明を出した。

全国公務員労働組合、全国民主公務員労働組合、法院公務員労働組合は、共同 声明で、△国政全面刷新、△悪法撤回と強圧統治中断、△金持ち政策中断および庶 民を生かす政策優先施行、△平和定着のための南北間直接対話推進、△4大河川整 備事業中断を李明博大統領に要求した。

3つの組織は「22年たった今、デモを鎮圧する戦闘警察の服装が変わっただけで、 政府の態度は22年前に戻った」と指摘し「公務員労働者は李明博政権の民主抹 殺政策を防いで崖っぷちに追い出された民衆の希望を作るために一つになる」 と明らかにした。

[共同声明]李明博政権は民主主義を抑圧するな!

李明博政権の民主主義後退を憂慮する。検警を立てた強圧統治は、過去の軍事 独裁時期を凌駕しており、1%の金持ちだけのための経済政策は、庶民をさらに 窮地で追いやっている。

南北関係は李明博政権発足以後、混乱を続け、今は戦争の威嚇が目前に迫り、 MB悪法に代表される各種の悪法はこれまで血の汗で達成した民主主義の成果も 根こそぎ傷つけている。

国民の血と汗で建設した大韓民国の民主主義が総体的な危機を迎えている今日、 われわれは6.10民主抗争22周年をむかえた。多くの人々が血を流して作った民 主主義が、李明博政権により崩れている今日、民主主義に向けた国民の叫びが 再び道路で鳴り響く今日、果たして私たちは何をどうしなければならないかを 顧みざるをえない。

22年前のこの日、すべての道は催涙弾の霞に覆われ、こん棒と盾で武装した白 骨団が無慈悲な暴力をふるった。22年後の今日、ソウルの道はすっかり警察バ スでふさがれ、路地を埋め尽くす戦闘警察は現代式の装備で武装して市民に対 し無慈悲なこん棒を振り回している。

22年たった今、デモを鎮圧する戦闘警察の服装が変わっただけで、政府の態度 は22年前に戻った。今の民主化を作るために多くの人が命を差し出し、地下に 引きずられて行き、ひどい拷問を受けてきたのにである。

このように韓国の社会全般が疲弊し、民心が沸き立っているのは、ただ李明博 政権が見せる対話拒否、民主抹殺、民生外面、強圧統治、冷戦回帰政策に起因 する。拙速なBSE牛肉輸入、数十兆の血税を浪費する大運河事業、国民の基本的 権利まで抑圧する広場封鎖に至るまで、政府の態度は一方的に自分に従えとい うことだけだ。

怒った市民社会団体、学界、宗教界、労働界、学生の時局宣言が洪水のように 出てきている。結局、現政権により発生した民主主義の総体的な危機の中で、 国民は正しい公務員労働者の役割を要求している。国民はこれ以上、魂のない 公務員として座視せず、堂々と立ち上がって『駄目なことは駄目だ』と叫ぶこ とを要求している。

これに李明博政権の民主抹殺政策を防いで崖っぷちに追い出された民衆の希望 を作るために、一つに固まることに決意した全国民主公務員労働組合(以下民主 公務員労組、委員長チョン・ホンジェ)、全国公務員労働組合(以下全国公務員 労組、委員長ソン・ヨンテ)、法院公務員労働組合(以下法院公務員労組、委員 長オ・ビョンウク)の3組織は、15万公務員労働者の声を代表し、李明博政権に 次の通り要求する。

1. 李明博政権は国政を全面刷新しろ!
2. 反民生-反民主悪法の撤回と検警を立てた強圧統治を中断しろ!
3. 1%のためだけの金持ち政策を中断し、庶民を生かす政策を優先的に施行しろ!
4. 南北間緊張関係を解消し、平和定着の直接対話を推進しろ!
5. 環境災害、血税浪費、4大河川整備事業を即刻中断しろ!

  1. 6. 10

全国公務員労働組合、全国民主公務員労働組合、法院公務員労働組合

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-06-11 04:24:27 / Last modified on 2009-06-11 04:24:28 Copyright: Default

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