公務員3労組の指導部『統合』を公式化

9月の組合員総投票で最終決定...「初めのボタンをかけた」

全国公務員労働組合と全国民主公務員労働組合、法院公務員労働組合の3つの組 織の委員長が、6月3日午前11時、民主労総で統合合意書に署名して記者会見を 行い、統合を公式化した。彼らは「15万公務員労働者の統合は、公務員労働者 団結の礎石になる」と明らかにした。

▲合意文に署名した後、3組織の委員長が手を握った。左側からソン・ヨンテ全国公務員労働組合委員長、オ・ビョンウク法院公務員労働組合委員長、イム・ソンギュ民主労総委員長、チョン・ホンジェ全国民主公務員労働組合委員長.

彼らが合意した条項は、△10月に組織対組織の統合と、12月に統合公務員労組役 員選出完了、△名称『全国統合公務員労働組合』(仮)、△上級団体は『民主労総』 だ。また、全国公務員労働組合と全国民主公務員労働組合は分裂の過程と今後 の組織団結についての組織的な立場を共同表明することにし、統合初代指導部 選挙の時、委員長と事務局長の一組織同伴立候補を禁止した。

3組織の統合は、組合員総投票で最終的に決定する。組合員総投票のために3つ の組織は6月末までに細部のロードマップを用意、7月には組織別に代議員大会 を開き、統合の宣言と組合員総投票日程を確定する。組合員総投票は3組織が 9月中旬頃に同時に進める計画だ。

組合員総投票で統合が決定すれば、3組織の組合員13万人が一つにまとまり、統 合を議論している個別単位労組や職場協議会も参加すれば18万人が団結するこ とになると3組織は見通した。現在統合を議論している労組は、昌原支庁公務員 労働組合、全国機能職公務員労働組合、中央部署所属一部労働組合だ。

▲全国公務員労働組合と全国民主公務員労働組合、法院公務員労働組合の3組織委員長が3日午前11時民主労総で統合合意書に署名して記者会見を行って統合を公式化した。

記者会見でソン・ヨンテ全国公務員労働組合委員長は、「2002年の3月23日に公 務員労組を誕生させた仲間たちの精神を受け継いで、アイデンティティを生か す大統合を今日から始める」とし「統合労組を建設してMB政府に正面から対抗 する」と明らかにした。

オ・ビョンウク法院公務員労働組合委員長は、「今最初のボタンをかけた」と し「これから現政権の多くの妨害工作があるだろうが、屈することなく統合に 進もう」と声を高めた。チョン・ホンジェ全国民主公務員労働組合委員長も、 「3つの組織統合が韓国に存在するすべての公務員組織が団結する出発点になる ことを願う」とし「必ず勝利する労働組合、代案を提示する政策労組を完成さ せる」と話した。

イム・ソンギュ民主労総委員長は「涙が出るほど感激的な瞬間で、雨が降った 後、土地はさらに固く固まるということを思い出そう」とし「政権と保守言論 が民主労総を分裂させ破壊しようとする困難な時期に重大な決断をした。決し て労働者は分裂しない」と励ました。

記者会見を終えた3つの組織の指導部はこの日の午後2時からソウル市瑞草洞の ローヤルビュッフェでワークショップを開いた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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