韓国:二大労総の公共労働者3万人が先進化粉砕を宣言 | |
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二大労総の公共労働者3万人が先進化粉砕を宣言公共機関市場化の強要に共同でゼネスト宣言
キム・ヨンウク記者
batblue@jinbo.net / 2009年11月29日21時32分
民主労総公共運輸連盟組合員約2万人と韓国労総公共連盟組合員約1万人の 公共労働者約3万人が11月28日に果川政府総合庁舎前に集まり、李明博政権の 『公共機関先進化』粉砕を宣言した。二大労総の公共部門労働者による 大規模な連帯集会の開催は初めてだ。 この日、公共労働者が果川に集まった理由は、李明博大統領主催で閣僚と公共 機関長約130人が2日間、果川中央公務員教育院で『公共機関先進化ワーク ショップ』を開催したためだ。 両労総の公共労働者たちは、「公共機関は設立の目的に合わせて担当すべき公 共的役割は徹底的に無視され、市場化だけが強要されている」とし「より安く、 さらに便利に、さらに自由に、さらに安全に利用されなければならない公共サー ビスは、李明博政権の市場化政策で収益性だけが問われる商品に転落した」と 非難した。彼らはまた「政府は予算指針、経営評価、監査院の監査などで実質 的な使用者の役割を果たしているのに、労政交渉には応じず指針だけを出す」 とし「欺瞞的な先進化を粉砕し、社会公共性強化共同闘争を決意する」と明ら かにした。 民主労総公共運輸連盟のキム・ドファン委員長は「李明博大統領は、公共機関 先進化ワークショップで団体協約解止と賃金カット、市場化による財閥の利益 の道具となる政策を撤回し、国民に謝って、社会公共性を強化するという問題 提起をしろ」と要求、「公共機関先進化政策を続ければ、12月中旬に二大労総 の日程に合わせて全面的なゼネストをする」と明らかにした。 韓国労総公共連盟のペ・ジョングン委員長は、「労働部のイム・テヒ長官は、 専従者賃金支給禁止を公共部門から始めるといった。われわれは実験の対象 ではない」と声を高めた。 ストライキ3日目のキム・ギテ鉄道労組委員長は「政府による労働者抹殺の恐怖 を克服して前進することだけが希望」とし「李明博大統領は、青年失業と雇用 がないのに、何がストライキかという。だが誰が公共部門雇用をなくしておい てそんなことを言うのか。もっと安定して継続的な雇用を作ろうという声に耳 をふさいだ人が、この期に及んで雇用を云々する資格があるか」と非難した。 この日の大会には、民主労働党の姜基甲代表、進歩新党のノ・フェチャン代表、 民主党のキム・ジンピョ最高委員、創造韓国党のユ・ウォニル議員の野4党関係 者も参加し、連帯の意志を明らかにした。 二大労総決意大会の参加者らは、△社会公共性強化共同闘争展開、△李明博政 権の欺瞞的な先進化粉砕共同闘争、△反ハンナラ党審判闘争展開を共同で決意した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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