韓国:怒った公務員が集団断髪、「全面ストに政権退陣闘争まで」 | |
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怒った公務員が集団断髪、「全面ストに政権退陣闘争まで」政府「公務員年金改革案」後の暴風...公務員たちが安行部に集結、デモ
ユン・ジヨン記者 2014.10.20 13:41
10月17日、政府が一方的に公務員年金改革案を発表したことで、 公務員たちの反発が強くなっている。 全国公務員労働組合(委員長イ・チュンジェ、公務員労組)所属の公務員たちは、 改革案を発表した安全行政部の前に集まりデモをした。 公務員労組のイ・チュンジェ委員長をはじめとする幹部たちは今後、総力闘争を宣言して集団で断髪した。 公務員労組は10月20日午前11時、 安全行政部があるソウル政府総合庁舎裏門で政府糾弾集会を開いた。 ここには全国から集まった労組支部長300余人が参加した。 公務員労組のイ・チュンジェ委員長は 「専門家も問題が多いと指摘した韓国年金学会の公務員年金改悪案が、 公務員たちの阻止で失敗に終わった。 だが安行部はすでに死んだ年金学会案をまた取り出して、化粧だけを変えて出してきた」とし 「公務員労組は政府案を絶対に受け入れない。必ず阻止する」と声を高めた。 続いて「代議員大会でわれわれは政府が一方的に年金改悪を試みれば全面ストライキを含む総力闘争に突入し、 さらに政権打倒闘争に立ち上がることにした。 いまや私たちは政権を審判せざるをえない。 基礎年金、国民年金を含む公的年金を強めるという国民との約束を守る」と声を高めた。 イ・チュンジェ委員長をはじめとする労組指導部と各地域本部長など19人は、 この日の集会で総力闘争を宣言して集団で断髪した。 パク・チョンミョン仁川本部長は 「政府の年金改悪案を阻止するために、髪を刈るだけでは足りないが、 この怒りを集めて最先鋒で力強く闘争する」と明らかにした。 ソ・ジョンスク京畿本部長も 「昨日、家族と外食をして夫と子供たちに断髪をすると話した。 大学生の息子は堂々と断髪しろと応援してくれた。 私も公務員年金改悪阻止のために堂々と、たゆむことなく闘争をしていく」と強調した。 集会の後には参加者300余人が 「金融資本の腹を肥やす公的年金改悪絶対反対」、 「公務員年金改悪、次は国民年金です!」といったスローガンが書かれた小型の横断幕を持ってソウル市庁から青瓦台まで1人デモを行った。 民主労総はこの日の午後2時に常執を開き、 公務員年金改悪案に関する対策を議論する。 民主労総のヤン・ソンユン首席副委員長は 「政府が公務員が出した寄与金を不法に使った後、 一足遅れて負債の責任を公務員労働者に転嫁している」とし 「今日の常執では現状況の議論と点検、 そして民主労総内の公務員、保健、全教組、公共などで組まれたTFチームを外部的に拡張する方案などを議論する予定」と説明した。 これに先立ち安全行政部は10月17日、 韓国年金学会の改革案を基本骨子とするが、高額年金受給者に対するペナルティを強める強力な公務員年金改革案を出した。 在職公務員の寄与金(納入額)を43%値上げし、 給付額は45%削減すると同時に、新規公務員の給付率は国民年金水準に下降平準化する方案だ。 その上、政府は在職者の寄与率引き上げの経過期間をこれまでの年金学会の案の10年から3年に短縮し、 年金額値上げ凍結と寄与金上限額を平均課税所得の1.8倍から1.5倍に下げ、 年金受領額を引き下げる方案も用意した。 公務員労組は「特に最大3%まで賦課される財政安定化基金は、 法的に保障された財産権の年金を強制的に下げる行為」とし 「政府は高額年金受給者のペナルティを追加した以外には、 韓国年金学会の案をそのまま受け入れて私的年金市場を代弁している」と批判している。 一方、公務員労組は10月11日午後1時、 ソウル市汝矣島公園で最低でも5万を超える公務員が参加する 「年金を年金らしく! 年金改悪阻止総決起大会」を開く。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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