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イタリア・ポルトガルで数万人が緊縮反対デモ続く社会保障費削減、定年延長...「搾取と貧困に反対する」
チョン・ウニ記者 2013.10.20 17:52
来年度の予算案で、また緊縮を強行する南欧政府に反対し、数万人が道路に出て反対デモを繰り広げた。 ロイター等によれば10月19日にイタリアでは約7万人、ポルトガルでも約6万人が 「搾取と貧困反対」というスローガンの下で緊縮予算案を問題として政府に抗議した。 [出処:http://www.dw.de/画面キャプチャー] デモに参加したある学生は「デモ隊は、雇用と住宅などの基本的な権利を要求 している」と話した。彼は「失業者、学生、移住民と不安定な雇用を持っている 労働者などはすべて踏みにじられている人々だ」と付け加えた。ある労働者は 「われわれは国を屈従させるばかりの緊縮に反対する」と明らかにした。 難民の地位を要求する移住民も参加、アフリカ難民数百人がが難波して死んだ 地域の「ランペドゥーザ」のプラカードを持ってデモをした。 デモは平和に進められたが、部分的に警察と対峙、警察2名が負傷、デモ隊15人 が連行された。デモ隊は火炎瓶、石、卵と爆竹を財政部の建物に投げて抗議し、 周辺の銀行を壊した。 ローマには少なくとも4000人の警察が配置された。警察は任意摘発を行い、 14人を集会前に連行した。 現在、イタリア議会では社会保障予算削減計画を含む2014年予算案を審議中だ。 来年度の予算案は景気活性化のための150億ユーロ相当の税金減免と、青年に対 する無期限雇用案も含まれている。 イタリアの景気はこの2年間後退を続けてきた。数千の企業が倒産し、イタリア の失業率は現在12%、青年失業率は40%を越えた。 ポルトガル政府も来年度の予算案に対する緊縮を計画している。デモ隊は全国 から400台のバスに別乗して首都リスボンに集まり、約6万人がポルトガル最大 労総の労働総同盟(CGTP)が主催するデモに参加した。 デモ隊は「政府は出て行け」、「政府は嘘つき、詐欺師、われわれは新しい 選挙を望む」等のシュプレヒコールをあげた。 ポルトガル政府は10月15日、公務員年金10%削減などを含み、39億ユーロを削減 する予算案(国民総生産の2.3%)を発表した。年金を受領できる定年も65歳から 66歳に上げる案も含まれている。議会は18日にこれを通過させた。 ポルトガルは2011年5月に780億ユーロ相当のIMF救済金融後緊縮措置を強行して いる。以後、景気後退は3年間続いており、失業率は17%になった。 翻訳/文責:安田(ゆ)
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