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世界の労働者が声を合わせて「悪化する労働権糾弾」123周年世界メーデー大衆デモ...あちこちで警察暴力
チョン・ウニ記者 2013.05.02 13:35
5月1日、ソウル市庁広場に労働者たちの労働権争奪の叫びが地球のあちこちに響きわたった。叫びは喚声に、絶叫に、そして随所で警察が振り上げる棒のため悲鳴に変わり、悪化する「万国」の労働者の現実を示した。 アジア、「ビル瓦礫の中の労働者の叫びを聞け」呼吸が止まり、押しつぶされた405人の同僚を建物の瓦礫の中から引き出さなけ ればならなかったバングラデシュの労働者たちは、「殺人者社長を殺せ、死刑 を宣告しろ」と鬱憤を放った。縫製の仕事をして金を稼ぐ労働者149人は、相変 らず失踪状態だ。2万余人の労働者がメーデーで街頭に出て、これ以上労働者が 命を失うことはできないとし、殺人的な労働条件の改善を要求した。 ▲バングラデシュ建物崩壊惨事の遺族が涙を流している。[出処:http://www.thedailystar.net/画面キャプチャー] 15年間変わらない賃金の17%引上げを要求して一か月以上ストライキをしている 香港埠頭の労働者もデモをした。この日のデモには1万人の市民と労働者が参加し、 ストライキ後、最大の規模になった。 [出処:画面キャプチャー] 2万人の日本の労働者は日本再生に乗り出した「アベノミックス」は、日本の 大企業を大切にするだけだと主張した。日本のレイバーネットが伝えた、規制 緩和による熾烈な競争で長時間労働に苦しむタクシー労働者、円安のため原料費 が上がり、売り上げの低下を吐露する零細業者、TPPと憲法改悪に反対する人々の 連帯と共同闘争の決意が熱かった。 [出処:http://www.labornetjp.org/] 最近、最低賃金の引き上げなどを勝ち取り、強い労働運動を見せたインドネシア の労働者はメーデーの1日、ゼネストを断行して燃料費削減撤回、労働条件改善 を要求し、大衆交通をマヒさせた。強力な労働運動の圧力の下でインドネシア 政府は来年からメーデーを国家記念日に指定する計画だ。 ヨーロッパ、「国家的非常事態」緊縮で苦しむヨーロッパの労働者たちは広場に出て政府が追い込んでいる危機 に対抗した。ギリシャ、スペイン、イタリア、チェコ、ベルギーなどすべての ヨーロッパ地域で緊縮反対デモが爆発した。しかし緊縮のこん棒は容赦がなく、 怒る労働者たちを捕まえて行った。 警察はトルコのイスタンブールで平和なデモ隊に放水銃と催涙ガスを撃ち、 暴力的に鎮圧して、28名が負傷し、78人が連行された。 ▲警察の暴力で負傷したトルコのデモ隊の姿[出処:http://www.defendtherighttoprotest.org/] スペインの労働組合は「国家的な非常事態」として政府に雇用創出を最優先の 課題として実施するよう要求した。マドリードだけで4万人がデモを行った。 フランスの労働者も「緊縮反対」を叫び、社会党政府の緊縮政策に反対して デモを行った。ポルトガルでも40以上の都市でデモが起きた。 スペインのメーデーに参加した地域放送局「テレマドリッド」から解雇された ある労働者は「1200人のうち829人が解雇された。労働裁判所はこれを適法では ないと判定したが、使用者側と地域政府は復職を拒否している」と話した。 ギリシャの労働者は24時間全面ストライキで緊縮に抵抗した。バス、鉄道が止 まり、銀行、病院も扉を閉めた。ギリシャで18年間スーパーマーケットで働い てきたある労働者は「2012年6月に月給が半分になった。しかし、会社はさらに 月給を減らそうとし、受け入れなければ出て行けという立場」と怒って話した。 ドイツでは約42万5000人が「良質の労働、安全な年金と社会的ヨーロッパのた めの私たちの日」というスローガンの下で全国の主要都市でデモを繰り広げた。 アメリカ、「野蛮か、社会主義か」米帝国主義と新自由主義世界化に抵抗する社会主義政府がある南米のメーデー は全く対照的だった。 キューバとベネズエラではメーデーが社会主義建設のため続く闘争の決意と祭 りの日だったが、チリでは新自由主義政府のこん棒によりメーデー集会に参加 した多くの人々が犠牲になった。 キューバでは数十万人がハバナ革命広場に集まってメーデーを祝う一方、 ウゴ・チャベスの死を哀悼した。 [出処:http://aporrea.org] チリでは15万人が道路に出てきてピニェラ政府の新自由主義政策に反対した。 警察は街頭に出た威力的なデモに対し暴力的に対応して、多くの負傷者が発生 した。 米国では数千人が移民改革法と労働権保障を要求してメーデー集会を行った。 オキュパイ・ウォールストリート運動は、「労働と市民権のための決起」を含 み、ニューヨーク市で一連のデモ行進を行った。この日合計8人が連行された。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-05-02 20:02:58 / Last modified on 2013-05-02 20:02:59 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |