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スペイン56都市で数十万が緊縮反対
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スペイン56都市で数十万が緊縮反対..「雇用ない青年、未来ない社会」

イタリアの学生「銀行ではなく教育を救え」

チョン・ウニ記者 2012.10.08 13:10

ヨーロッパ政府の緊縮に反対するデモが連日ヨーロッパを横断している。

10月7日、スペインの56都市で、数十万人がラホイ政府の税金値上げと削減反対 デモを行った。首都マドリードだけでも6万人以上が政府の緊縮反対デモを再開 し、約150の団体がデモ行進をした。

スペイン: 56都市で数十万が緊縮反対デモ

[出処:rt.com画面キャプチャー]

スペイン政府は9月27日、390億ユーロの緊縮措置を決めた。

デモの横断幕には「青年は雇用がなく、社会は未来がない」、「彼らはこの土 地を廃虚にしようとしている。われわれは彼らを止めなければならない」、 「メルケル反対、ラホイ反対、削減反対」等の批判とスローガンが書かれていた。

マドリードでは10月6日に多くの公共部門の労働者が政府の来年賃金凍結計画に 反対し、デモを行った。彼らもまた医療部門の深刻な削減と、国家機能の私有化 を憂慮した。

デモに参加したある女性は「彼らは、年金、賃金、医療支援費と教育費を全て 奪っていった」と話した。彼は「われわれは、私たちができる全てのことをす る。抵抗を守る」と付け加えた。

スペインのナショナルセンターは、11月14日にストライキをする予定だ。彼ら は「皆のための防御戦略としてストライキを計画している」と明らかにした。

スペインではこの3年間、二回の景気後退があった。失業率は約25%、青年失業率 は50%だ。

スペインはユーロゾーンにできた台風の目と評価され、政府は救済基金を申請 するものと期待されている。

イタリアの学生:「銀行ではなく教育を救え」

[出処:youreperter.it画面キャプチャー]

一方、イタリアでは10月5日にモンティ政府の改革措置に対抗して、全国の主要 都市で大学生と高校生が立ち上がった。

彼らはローマ、ミラノ、ナポリなどの主要都市で「銀行ではなく教育を救え」 と叫んでデモを行った。

警察は、デモ隊を暴力的に鎮圧し、学生も警察に対し激しく対応した。学生は 部分的にバイクのヘルメットをかぶり、自作の盾を持っていた。

「今回のデモは、政治集団、腐敗した連中を追い出すため」と、ローマで高校 に通うあるデモ参加者は話した。彼は「政治家たちは、普通の人に支払わせる。 われわれは犠牲だ。警察がこれを強要している」と付け加えた。

ボローニャでは、学生はここにあるギリシャ領事館の前でデモを行い、ギリシャ 国旗を引きおろした。学生たちは、ギリシャ人とファシズムと戦うすべての人々 との連帯を示すために、こうしたデモを行ったという。学生たちは、また銀行に 卵を投げた。

ローマのある横断幕には、「危機と緊縮に対抗し、私たちの学校と都市を取り 戻そう」と書かれていた。

パレルモでは、学生たちは警察宣誓のコピーを燃やした。イタリアの青年 失業率は35%で、全体の失業率より3倍高い。

ギリシャ:造船所労働者は政府へ、農夫は空港へ

ギリシャでは10月4日に100人以上の造船所労働者が国防部に乱入した。警察は 彼らを殴りつけて逮捕し、これにより連行された労働者を釈放するために、 さらに多くのデモが続いた。

またギリシャの数百人の農夫はトラクターに乗って、ギリシャで二番目に大き い空港に押し入ろうとした。彼らは当初、空港の滑走路を封鎖して政府の緊縮 に反対する計画だった。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-10-08 19:58:00 / Last modified on 2012-10-08 19:58:01 Copyright: Default

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