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労組-警察、座込み場で対峙
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(編集時刻 2000年12月24日18時32分KST )ハンギョレ/経済

[銀行] 労組-警察、座込み場で対峙

国民銀行と住宅銀行の合併に反発した二銀行労働組合のストライキが24日、 四日目に入っている。労組側は合併の白紙化を要求しており、政府は強制解 散の方針を定め、警察投入の時期をうかがう等、強硬な対応姿勢を固守し、 解決の糸口を探すことができずにいる。

二銀行の労組員1万余人が『強制合併方針白紙化』を要求してストライキ座り 込みを行っている京畿道高陽市の国民銀行一山研修院には、この日、国民銀行 のチーム・次長級職員300余名が賛同する雰囲気が次第に高まっている。金融 産業労組は、「優良銀行強制合併は二銀行の未来はもちろん、韓国金融の根を 揺るがす」とし、合併方針を撤回しなければ、来る28日にゼネストなど強力に 闘争すると明らかにした。

警察は、座込み場周辺に20中隊2500余名の警察力を配置して、食物搬入を制限 し、労組員たちに解散と帰宅を推奨した。

一方、金融監督院はこの日、「国民・住宅銀行営業正常化方案」を発表して、 労組員等の業務復帰拒否により、26日に正常営業が不可能な場合、店舗を地域 別に統合し運営することにした。閉鎖店舗には案内文を掲示して、統合店舗ま でシャトルバスを運行する。これと共に、二銀行近隣の他の銀行営業店の営業 時間を暫定延長して運営、他行の現金自動支払機に充分な現金を確保するよう に措置する計画だ。

また、金融監督院の検査役200人を二銀行統合店舗に派遣する一方、各2千余名 ずつ、二銀行の退職人材を最大限に活用するようにした。現金自動支払機に現 金が不足する場合にも、他の銀行への振替業務はできるように措置する方針だ。

金融監督院は、企業の信用梗塞を緩和するために、二銀行の与信限度を他銀行 に移管して取扱うことができるようにし、個人の場合は積金加入内訳が確認で きればこれを担保に貸出を実施する方案も検討するようにした。

金融監督院の関係者は、「ストライキが長期化すれば、銀行法に規定された預 金者保護措置をする方案も考慮している」と話した。預金者保護措置には役職 員に対する制裁と過怠金賦課及び営業一部停止などがある。

チョンナムグ、アンスチャン記者 jeje@hani.co.kr

ハンギョレ新聞 http://www.hani.co.kr/section-004000000/2000/004000000200012241832844.html


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