本文の先頭へ
LNJ Logo 経産省前脱原発テント日誌(2/13)労働者に被ばくさせるな、東電も原電も原発をあきらめろ
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1739921228037st...
Status: published
View


経産省前テントひろば、脱原発テント設置日(2011年9月11日)から1807日目(2016年8月21
日)にテント強制撤去。2025年2月13日は、座り込み4,905日目。これは、マハトマ・ガン
ディー「非暴力、不服従」の実践です。

[07273] *2月7日(金)前半(S・S)*
 今日は朝から冷え込みが厳しく背中のホカロンがないと耐えられないほどの寒さだった
。ただ、風が比較的ないので背中の温もりが感じられて助かったという感じである。今日
も牛の絵と鶏の絵とひまわりの絵のバナーが計5枚で 
経産省に向かってにらみを利かせている。
  
我々がセッティングをしているときから、大きな音量で右翼の街宣車が、がなりたててい
く。今日は何やら「北方領土の日」だそうだ。曰く「文科省は学校現場で日教組の教員た
ちが国旗を尊重しないで日の丸を冒涜している。小さいころからの愛国心教育を何故させ
ないのか、非常にけしからん」と言い、財務省前では「北方領土が日本に帰ってこない。
いつになったら日本に返って来るんだ、役人はちゃんと働け」と言う。外務省の前には警
察官がバリケードを築き、前に進ませないのを怒り、「何で通させないんだ」と怒りの声
を上げていた。今日は北方領土の日だそうで、久しぶりに見せる街宣車の様子であった。
しかし、我々に気がつかないのか、我々には一言も言わない。右翼は、午後1時頃と2時頃
、そして2時半頃やって来た。しかし、今日は寒いからか、街宣車から降りて来て文句を
言う輩は一人もいなかった。
  
自転車でやって来た御高齢の女性が声を掛けてきた。以前にも来て、いろいろ資料を貰っ
たが、読んでも、中々、理解できないので、直接現場に行き調べてみた。どこに出かけら
れたのか、聞き漏らしたが、僕らに対しては好意的な対応であった。「自転車で渋谷から
来ている」と言っていた。「また来てください」と挨拶をして、お別れした。
 「今日は国葬裁判の日だ」と言って、乱さんがやって来た。彼も原告の一人として活動
しているそうだ。この裁判も始めた当初は傍聴人が列を作って並ぶほどであったが、最近
では、数が少なくなってきたそうだ。「熱しやすく冷め易い日本人の体質が出ている」と
言っていた。私達のように、長く諦めずに続けることが大事だと思った。(S・S)

[07273] 
*労働者に被ばくさせるな、東電も原電も原発をあきらめろ2月7日(金)後半 
(K.M)*
  
東京メトロの改札口の駅員さんが数カ月前から、いなくなった。13年間トイレ借用時に
挨拶をしていたのだが、何だか寂しい。東京メトロは安全も利便も、ないがしろにしてい
るのではないか。17時に経産省抗議行動を開始。
オープニングSkさん:「原発には明日が無い」と「原子力発電NO」を歌い、核のゴミを増
やすな、青森に押しつけるな、エネルギー基本計画がおかしいと訴える。
脱原発コール:経産省は嘘をつくな、安全も安いも電気が足りないもクリーンも準国産も
嘘だ。脱原発、再稼動反対、命を守ろう、地球を守ろう、未来も守ろう、再稼動反対、…
。
Tbさん:東京新聞2月5日朝刊一面トップ記事<福島作業員の被ばく労働管理 
元請けに団体交渉命令 
都労委直接雇用以外も使用責任>を紹介、あらかぶさんが竹中工務店とやりあってきた、
労災を認めろと訴え、この日夜の片山夏子さん講演の集会を紹介し、テントに沢山の軍手
をカンパ。
K.M:2月4日(火)の国会エネルギー調査会で経産省ヒアリング、明日香壽川さんが「再
エネ・蓄電池が圧倒的に安くなって再エネ・省エネ・蓄電池で野心的な排出削減を実現し
た方が経済的にもプラス」と指摘し、吉田明子さんが「意見箱」には「原子力の削減」「
再エネの拡大」を求める声が圧倒的多数を占めたと指摘。2月6日(木)の原発ゼロ・再
エネ百の会では、除染による放射能汚染土の全国拡散の問題を2週続けて論じ、実行と規
制と両方を環境省が担当する問題、法律的にも放射性物質の扱いに矛盾だらけ、などを指
摘。2月5日(水)の規制委会議から:東電の4回目のLCO逸脱(衛星通信)が起こり検査
をやり直しに、東海第二の中央制御室で火事で原発を制御できなくなる、女川と高浜の使
用済燃料乾式貯蔵施設の設置に係る審査方針の緩和の議論、能登半島地震を受けて屋内退
避も避難も無理が明らかになったのに避難計画を改善しない。
Skさん:当たり前に過ごすことの大切さを教えてくれたのが3.11東電福島第一原発の
過酷事故。原発が終わったと思った。金町浄水場からヨウ素が検出され乳幼児に与えられ
なくなった。あれから14年、今も脱原発ができていないばかりか原発を最大限活用する
エネルギー基本計画をたてている。先週経産省に「政府の原子力政策への疑問」抗議・申
入書を提出した。菅直人首相・東電吉田所長・近藤原子力委員長が東日本壊滅を覚悟した
。これを再現してはならない。原子力緊急事態宣言は発せられたまま。被ばく労働者が私
たちの当たり前の生活を支えている。除染による肺がん、3.11後どの様な社会を創る
のか。原発で利益を得るのはせいぜい3世代で、あとは核のゴミのあと始末と管理に3000
世代が犠牲になる。人類にとって割に合わない。この申入書を提出、資源エネルギー庁原
子力政策課に電話して、この文が到着し担当が読んだことを確認した。諦めずに頑張りま
しょう。
K.M:他省庁と異なり経産省は直接請願書を受け取らず郵送を強いられているので、到着
を確認する必要がある。2月に提出する人を募集している。
Heさん:森友学園をめぐる公文書の改ざん問題で大阪高裁が言い渡した国の不開示決定を
取り消す逆転の判決と国の上告断念を評価する。財務省は情報を開示するべき。
Myさん:「座込め、ここへ」を歌い、東海第二と柏崎刈羽トラブルを訴え、「水に流すな
」を歌う。
Yoさん:品川区でミサイルの避難訓練、茶番で戦争を身近なものにしようとしている、大
事な憲法があるのに。馬毛島でも沖縄でも。地震が多い日本で原発は無理だ、再生可能エ
ネルギーをより安価にするべき。
Hoさん:既に石破総理大臣がアメリカに着いている。トランプ大統領は横柄、沖縄をアメ
リカに戻せと言うかも知れない、カナダやメキシコにも乱暴。これまでの国際的取り決め
や国際法を無視する。経済力と軍事力による脅しはヒットラーがやったことと似ている。
反原発の闘いを考えていこう。
K.M:トランプの「ガザからパレスチナの人を追い出す」との発言はひどい。
Raさん:3.11後、間もなく14年。被災者は様々な苦労。3.11に、テントひろば
では14時?16時まで集会を行う。朴保さんも。皆さんも結集していただきたい。その
後、日本原電も東電行動もある。昨日、安倍の国葬裁判、沖縄集会も。メルトダウンして
いる日本で何とかしなくては。先日、韓国の映画「ソウルの春」を観た。向こうは命がけ
で闘っている。学ばねば。大きな歴史的転換点。政府備蓄米放出は、自民党の参議院選挙
対策。米二百万トンの備蓄、食糧危機にも警戒要。
K.M:一昨年に海洋放出反対で下関から東京に歩いた文さんが、今年も、ニューヨークで
デモを計画。
Skさん:樋口英明さんの講演会を5月10日に亀有で予定。
脱原発コール:脱原発、再稼動反対、運転延長反対、核ゴミ増やすな、NONUKES、NOWAR。
(K.M)

[07286] *2月8日(土)(O・O)*
◯民族浄化を応援するトランプ発言
【2月6日】パレスチナ自治区ガザの住民をガザから「恒久的」に移住させ《追放》、米国
が長期的に所有し、米主導でリゾート開発する《不動産屋の娘婿が所望》。
【2月7日】米国がガザを所有し再建する構想に関し、「不動産取引と捉えている。われわ
れは投資家になる」と強調した。《地あげか?》 
戦闘集結後にガザはイスラエルから米国に引き渡され、米国は現地状勢を監視し、「米兵
は決して必要としない。米国以外が(治安維持)を担う」。《自衛隊派遣?》
【2月12日】「パレスチナ人がガザに帰還する権利」に関し「ない」と断言した。国際社
会の批判については「反発はない。多くの人が素晴らしいアイデアだと感じている」と強
弁。そして「私たちが(ガザ地区を)所有する。未来のための不動産開発だと思ってほしい
」だと。
エジプトやヨルダンが住民の受け入れなければ、米国からの援助を打ち切るとも言った。
◯ネツァリム回廊
2023年10月以降にイスラエル軍が設置したガザを分断するためのものだが、米国の「警備
会社」が移動する住民の検問に当たる。
◯溺れるものにも取引
トランプはウクライナ支援の見返りとして、レアアースの供与を求めた。
◯まるでマフィア
トランプは国際刑事裁判所(ICC)職員らに制裁を科す大統領令に署名。米国やイスラエル
などの捜査に関わった職員やその家族の米国内の資産を凍結し、ビザの発給を制限する。
捜査活動に資金や物的、技術的支援を提供した者も制裁の対象とする。金融やIT分野の起
業が米国の圧力に屈したら?
◯懲罰・報復
トランプは南アフリカへの援助を全面的に停止する。その理由とは「南アが白人の土地を
収奪している。大規模な人権侵害が起きている。看過できない」・・・だそうだ。
本当の理由は南アフリカがイスラエルを国際司法裁判所に提訴したからだろう。
ドナルド・トランプが、次の発言をしたとしても、私は驚きはしない。
米国先住民の土地や漁場を米国が「所有」する。まさか、奴隷制度復活までは言わないと
思うが。
◯世界最大の野外刑務所
ガザの人はガザ自治区をそう呼ぶ。国連はかつてガザの未来予測を「2020年には居住不可
能になる」と報告した。それでも、住民にとってはかけがえのない大切な土地。一度出れ
ば二度と戻れなくなる。
2008〜2009年、2012年、2014年、2021年、そして5回めとなる2023年からのイスラエルに
よる大規模な侵攻。もしもガザが陥落したら?
●民族浄化とは
複数の民族が混在する特定の地域や領域を一つの民族で均質化するために、力ずくで先住
民を追放すること。
【米国国務省】「なにがなんでも、ある地域の歴史を末梢すること」(かなり以前の話な
ので、現在は不明)。
【国連人権委員会】「女性と男性を隔離こと」「男性を拘禁すること」「家屋を爆破する
こと」「住民を追い出した家屋に別の民族集団を住まわせること」(O・O)
*
*◎*2月9日(日) (M島)*
(参加者:藤原、遠藤(自)、堀江、寺崎、乱、千葉、峯島)
M島1205着。F原さん、E藤さん設営中。1225H江さん来る。設営完。横断幕8枚、のぼり旗
12本。記念撮影。F原さん、昼食用ふかしジャガイモ、ゆでトウモロコシ、ゆで卵、バナ
ナを準備。晴れた日、ひなたは、暖かい。「良い天気」との言葉がメンバーから出るほど
。先週より、人通りが増えた。中高生やカップル、家族連れ、外国人観光客。
1230ハト1羽、スズメ2羽にE藤さんが、カンパンを砕いて、くれてやる。どこにいたのか
、スズメ20羽、一斉に集まる。えさとして撒いた金平糖には見向きもしない。F原さんも
、T葉さんが提供してくれたエナジーバーをくれてやる。
1245右翼1台、軍歌を鳴らして財務前を通過し、外務省横の坂を、国会議事堂に向かって
左折した。1300E藤さん帰る。風強くなる。風が冷たい。1305H江さん、帰る。H江さんは
、新宿の「ガザ虐殺加担やめろ」デモに参加するとのこと。
1325T崎さん来る。足の悪いひざ乗りハト来る。最近見かけなかったが、生きてたか。
1330乱さん来る。あんドーナツを振る舞う。乱さん「大学は入試の真っ盛り」とのこと。
T崎さん「懐かしい」の声。1340スズメ25羽、座り込み前に集結して地面をつつく。1350T
崎さん買い出し。1400T葉さん来る。F原さんが準備した昼食セットを渡すと、T葉さんは
、お返しに保存水をくれた。T葉さんは、すぐ帰る。1410T崎さん「座り込み最寄コンビニ
のファミマは改装中で、2月26日再オープン。次寄りのセブンまで行って、コンビニ丼を
買った」とのこと。1425財務省前で男性1人。のぼり旗をキャリーバッグに立てるも、強
風で難儀。のぼり旗を街灯に寄せる。1435三脚で自撮りしながらマイクで「財務省解体、
選挙に行こう」とか何か、しゃべり始める。1450撤収開始。1515完全撤収。財務省前の男
性は、われわれの撤収後も続く。座り込み参加者は7人。
事務所に帰って、F原さんが、のぼり旗のポール修理。割れた伸縮継ぎ部分の締め具を廃
却して、他の壊れたポールからの締め具を流用した。3本のうち、1本は、締め具サイズが
合わなかったが、あとの2本のポール修理に成功した。(M島)

[07279] *2月10日(月)(保)*
きょうも晴天だったが、風が吹いていた。しかし気温は15℃もあり、セッティングをして
いる時はジャンパーを脱いで作業したほどだ。相棒のSaさんが午前11時半を過ぎても来な
いので、ひとりで経産省前に向かう。途中で出会うと思って、いつもの通り道を行ったが
、出会わず経産省前に着いた。11時45分。いつもより遅いので、先に反原発ソングを掛け
て、セッティングをおこなった。
 12時15分にSaさん到着。きょうも眠れなかったのであろう、かなり疲れている様子。「
調子が悪い時は休んだら」と言ったが「大丈夫」と言って、少し休んでからセッティング
してくれた。
 午後2時前にランニングをしていた人が「長続きしてますね」と言ってくれたので「毎
日、日替わりで座り込んでいるから続けられてる。2週間に1度テントニュースを出して
いるので、読んでほしい」と言ったら「先週、分厚いのを貰った」との事。「新しいのは
来週出るからその時に受け取って」と言って別れた。
 午後2時半に練馬のTaさんが来られた。HIVワクチン薬害訴訟のチラシなど貰う。4時ま
で座り込んでくれて、撤収も手伝ってくれた。
 午後2時40分頃、反戦実のMaさんが来られた。Saさんと話したあと3時過ぎに帰られた
。
 午後3時過ぎに、太陽が金融庁ビルに隠れると途端に寒くなった。温度計を見たら12℃
になっていた。熱いコーヒーを飲みながら手袋をして4時まで座り込んだ。 撤収作業を
終えてTaさんと別れたが「これから裁判所に用事がある」と言って向かわれた。(保)
*
*[07285]*2月11日(火)(EO)*
昨晩、遅くまでかかって編集し終えたテントひろばニュースを事務所で印刷し、11時半過
ぎに経産省前に行く。Iさんが正門前で待っていてくれて、Oさん、Yさんと4人でバナーの
横幕や幟旗などを立て、座り込みを始めた。これがちょうど12時。風が止んだときは暖か
い日差しが心地よかったが、風が強く吹くと幟旗がちぎれそうになり、横断幕は車道側に
水平に泳ぐ状態になったりするので、ついには風の力で旗竿が一本折れてしまった。
この日は祝日、以前は「紀元節」、いまは「建国記念日」というが、どちらも嘘っぽい。
静かな官庁街の各省庁の門前などには日の丸(「国旗」)が掲揚されているが、人は殆ど
通らない。静かな官庁街の車道も、車は少なかったが、遠くから拡声器でア
ピールする声が響いてくる。しかし、まったく何を話しているかは聞き取れなかった。経
産省正門前はスライドゲートが閉じられ、その奥には2本の旗竿が立てられていて、いつ
もは経産省シンボルマークの旗と日の丸をそれぞれ掲げているが、今日は
2本とも「国旗」が風に靡いている。よく見ると、一方の赤色は「深紅」、他方は「ピン
ク色」だった。通行人も少なく、読書に専念した。
1時過ぎにHさんがやって来て、2時近くになってAさんが来る。賑やかになったところで
太陽が高層ビルの陰に隠れはじめて、風が冷たく感じられるようになり、3時前に撤収を
始めて事務所に戻る。そのあと近所の病院に入院治療しているAさんを3人で見舞いに行
った。(EO)

[07292] *2月12日(水)(T.I)*
寒いと言われていたけれど、そうでもなかった。風もなかった。12時過ぎにSさんら3人が
テントにきた。今日は「福島原発被害東京訴訟第2陣」の裁判で、朝10時から午後16時30
分まで、本人尋問が行われる日で、Sさんたちは午前の傍聴をして午後の傍聴まで、テン
トひろばでお弁当を食べた。そのあと、田中さん、乱さん、Tさんと来られ、いずれの人
達も午後1時前に裁判所に行かれた。今日は証言者が風邪やコロナの後遺症や体調不良で
3人欠席だったそうだ。裁判長は「困る」などといったそうだ。あきれる。この間、寒い
せいか傍聴者も少なく、もっとみんなに声をかけないといけないとSさんは言っていた。
今後、4/9、5/21、7/2、9/3、10/15と裁判があり、全て本人尋問で、10時〜16時過ぎ
まで、103号法廷なので、スケジュールに書き込んでほしいです。
ヨーカンさんはWさんから借りたハン・ガンの「別れを告げない」を返しに来たあと、裁
判の傍聴に行った。午後の裁判は証言者が病欠で少なかったので早く終わり、ヨーカンさ
んとAさんがよってくれた。Aさんは「今日の午前は、子ども裁判をやっておられる柳原弁
護士たちが起こした裁判を傍聴した」と。その裁判は柳原さんたちが「子ども裁判」のた
めに郵便局に振込口座の開設を申請したところ、郵便局はナンダカンダと言って受け付け
なかったそうだ。それで柳原弁護士たちは「不当行為」として裁判に訴えたのだそうだ。
前は道理があれば大抵は許可していたのに、この頃は受け付けないことが多いそうだ。「
この団体は口座開設OK、ここはNo」と郵便局の誰が判断するのか。原発関連という理由で
不許可となったしか考えられない。本当におかしな事態になっている。闘わないとだめだ
。
この頃はヒヨドリがよく来る。米撒きおじさんがお米をまいたが、その時、雀さんたちが
いなくて、おじさんはすこしがっかりしたしたようだ。(T.I)

[07291] *2月13日(木)(M.U)*
Inさん、Yoさんと3人で設営するが、春一番の猛烈な強風のため、横断幕とノボリバタの
設置は断念し、椅子とテーブルだけ並べて、反原発ソングを流しながら3人で強風に耐え
る。12:35 
Hoさんが参加。13:45 
Okさん参加。私は、昨日オンラインで観た原子力規制委員会の様子をOkさんに話す。東海
第二原発で2月4日に火災が起きた件の報告がされていた。規制庁の報告によると、火災
が起きた制御盤の電気回路中のヒューズに本来0.5Aのところ10Aのヒューズが取り付けら
れていたということだが、これは重大なヒューマンエラーだ。規定の20倍の電流が流れる
ようにされていたのだから、火災が起きるのは当然だ。ヒューズ交換の際、そのような初
歩的なミスをしてしまうほど、東海第二原発の現場の技術管理能力が劣化していることだ
。そして、これは東海第二原発、日本原電に限られた話ではないだろう。今、原発は斜陽
産業だ。そのため技術を担う人材は不足し、現場の管理能力はどんどん低下している。そ
れは福島に続く過酷事故が起こるリスクが高まっていることを意味する。だからこそ、一
刻も早く既存原発を止めな���ければならないのだ。14:45 
Su 
さん参加。寒さに耐えられなくなり、経産省の周りを1周した。胸にはいつもの「何より
も 
地球に悪いもの 
それは原発」をつけている。すれ違った人の一人でもこのメッセージの意味を受け止めて
くれればと思う。時間になりSuさんと2人で撤収し、4905日目の抗議を終えた。(M.U)

=====添付資料======
・原発週報2025.2.5-2.11.docx 編集:漆原牧久

=========今後の集会・行動等==========
 ・2月19日(水)規制委員会抗議行動 12:00〜13:00
 ・2月21日(金)経産省前抗議集会  17:00〜18:00
 ・同日 首相官邸前(原発いらない金曜行動) 18:30〜19:45
 ・2月26日(水)規制委員会抗議行動 12:00〜13:00
 ・同日 大間原発建設差し止め裁判 103号法廷 15:00〜
  報告集会 衆議院第一会館第3会議室 16:30〜
以上

Created by staff01. Last modified on 2025-02-19 08:27:08 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について