写真速報:百姓は国の宝、本気で守れ!「令和の百姓一揆」に3200人 | |
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3月30日の「令和の百姓一揆」トラクター&デモ行進は、好天にも恵まれ、大変な盛り上がりを見せた。会場の東京・青山公園には、トラクター30台が集結し、全国から農民や消費者・市民など3200人が集まった。「この日を待っていた」という感じで、人びとの表情は上気し明るかった。 実行委員会代表の山形の農民・菅野芳秀さん(写真上)は挨拶に立ちこう強調した。「日本の農業が崩壊局面に入ってきた。村から農民が消え、作物が消え、村自体が消えようとしている。多くの国民はこのことを知らない。よそ事として感じているのではないか。しかし間違いなく農業は滅びつつある。それで一番影響は受けて、困るのは消費者です。まだ農民が残っている今こそ、共同で力を合わせて、農業を滅ぼす政治を変えて行きましょう。きょうはその長い闘いの始まりの日です」。 新潟や山形から参加している農民にインタビューしたが、異口同音に「農業で食えない。跡取りがいない。このままでは地域が潰れる」と悲鳴のような声を聞いた。「百姓は国の宝 本気で守れ」の看板を掲げてトラクターデモをする農民がいた。沿道の反響は好意的でデモ隊に拍手が送られていた。 会場のノボリ旗を見ると多種多様で、右も左もなかった。この日の「令和の百姓一揆」には、自民党以外のすべての政治勢力が結集していた。それは農業の危機・国の危機に転換を求める大ムーブメントの始まりを予感させた。なお、実行委員会は<農民に欧米並みの「所得補償」>を求めて、行動を強めていく方針だ。(M) Created by staff01. Last modified on 2025-03-30 21:09:21 Copyright: Default |