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フジテレビに記者会見の「やり直し」と、日弁連のガイドラインにもとづく第三者委員会による徹底調査を求めます

【ご協力のお願い】(南彰さんのFBより)

 有志で、フジテレビに記者会見の「やり直し」と、日弁連のガイドラインにもとづく第三者委員会による徹底調査を求める署名を立ち上げました。

 フジ内部で努力している人の様子も伝わってきたので、自律的な解決を期待していました。しかし、1月17日の記者会見はメディアにたずさわるものとして看過できません。このような不公正な記者会見をメディアが自ら行っていたら、政治家や大企業などが記者会見を制限したり、説明を拒んだりしたときに、異議を唱え、是正させていくことができなくなります。

 また、今回の疑惑は「女性トラブル」の表現で済ませられるものではないと考えています。週内にとりまとめる予定ですが、ご賛同よろしくおねがいいたします。

●オンライン署名サイト https://x.gd/vl6Xi
提出日時:1月24日(金)午後2時から
(*そのため、署名は前日23日午後5時までといたします)
場所:フジテレビ本社

*以下は署名の呼びかけ文

この署名で変えたいこと

 これが、報道機関の一角を担うテレビ局が行う記者会見なのか。

 フジテレビは1月17日、タレントの中居正広氏を巡る問題にフジテレビ幹部が関与していた疑惑について、初めて記者会見を開きました。しかし、映像の撮影を認めず、質問者はラジオ・テレビ記者会に加盟する新聞・通信社やスポーツ紙に限定。NHKや在京キー局は質問できないオブザーバーの扱いで、一連の疑惑を追及している週刊誌のほか、ネットメディア、フリーランスの記者は会見場に入ることすらできませんでした。質疑応答でも港浩一社長が、今後の第三者による調査やプライバシー保護を理由に「回答を控える」という答弁を連発して、事実関係の説明を拒み続けました。

 これは報道機関としての背信行為であり、メディアに携わる人間として看過できません。このような不公正な記者会見をメディアが自ら行っていたら、政治家や大企業などが記者会見を制限したり、説明を拒んだりしたときに、異議を唱え、是正させていくことができなくなります。フジテレビも加盟している「日本新聞協会」が示した記者クラブと記者会見のあり方に関する見解(2002年日本新聞協会編集委員会、2006年一部改定)にも反する行為です。誤りを認め、公正な形で会見をやり直すべきです。

 今回の問題は「女性トラブル」などの軽い表現で済ませられるものではありません。女性社員を犠牲にした性接待疑惑であり、女性の尊厳を踏みにじり、その能力発揮やキャリア形成の機会を奪う重大な人権侵害の疑いがあるものです。この問題を軽視する姿勢は、被害を訴えた人をさらに追い詰め、フジテレビだけでなくメディア業界全体への信頼を損なうものです。フジテレビには、被害の訴えに真摯に向き合い、徹底的に真相を解明する責任があります。

 メディアに携わる有志や市民として、フジテレビに対し以下を要求します。

 1、1月17日の不公正な記者会見について謝罪し、参加制限や映像制限のない公正で開かれた記者会見を速やかに実施し、現時点で把握している事実関係を詳細に説明すること

 2、 会社側の説明・意向に左右されない独立性と透明性を担保した第三者委員会を、日本弁護士連合会のガイドラインに基づいて設置し、事実関係を徹底的に解明すること

 フジテレビが公共の電波を預かる放送局としての責任を果たし、社会的信頼を取り戻すには、上記2点を履行することが不可欠です。報道機関としての原点に立ち返り、誠実な対応を求めます。

賛同者(五十音順、1月21日午前0時時点)

青木正美(医師)
青木美希(ジャーナリスト)
青谷建(フォトグラファー)
阿久沢悦子(記者)
阿部岳(新聞記者)
新崎盛吾(通信社記者/元新聞労連委員長)
池田恵理子(元NHKディレクター)
石川昌義(新聞記者/前新聞労連委員長)
石丸次郎(アジアプレス大阪オフィス代表)
板倉由実(弁護士)
伊田浩之(週刊誌編集者/日本ジャーナリスト協会)
出田阿生(新聞記者)
伊藤和子(弁護士)
今村優莉(テレビ局記者/ディレクター)
イリナ グリゴレ (文化人類学者)
岩崎貞明(放送レポート編集長)
岩波友紀(フォトジャーナリスト)
内田樹(凱風館館長/神戸女学院大学名誉教授)
海北由希子(医療通訳/平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本 事務局長)
太田啓子(弁護士)
尾形聡彦(Arc Times 編集長)
岡野八代(大学教員)
小川慎一(新聞記者)
沖野修也(音楽家)
小沢慧一(新聞記者)
笠原一哉(東海大学文化社会学部専任講師)
柏崎智子(新聞記者)
片山夏子(新聞記者)
加藤剛(日本ジャーナリスト会議会員)
川内有緒(ノンフィクション作家)
北角裕樹(ジャーナリスト)
木村明子(弁護士)
木村紅美(小説家)
久保則之(久保企画編集室代表)
慶田城七瀬(新聞記者)
小玉美意子(武蔵大学名誉教授)
小林可奈(新聞記者)
小林由比(新聞記者)
近藤雄生(ライター)
さいきまこ(漫画家)
酒井かをり(会社員/元出版労連中央執行委員長/元日本マスコミ文化労組会議(MIC副議長))
酒井聡平(新聞記者/ルポライター)
坂手洋ニ(劇作家・演出家)
佐々木芳郎(写真家/映像ディレクター)
佐高信(評論家)
佐藤章(ジャーナリスト)
佐藤直子(ジャーナリスト)
佐藤誠(元警視庁捜査一課取調官)
白坂和哉(フリージャーナリスト)
志葉玲(ジャーナリスト)
清水潔(ジャーナリスト)
白石草(OurPlanetTV)
須賀川拓(戦場ジャーナリスト)
杉浦ひとみ(弁護士)
杉山正隆(歯科医師/ジャーナリスト)
鈴木エイト(ジャーナリスト/作家)
鈴木邦弘(イラストレーター/絵本作家)
せやろがいおじさん(お笑い芸人/YouTuber)
千和裕之(作家)
添田孝史(フリーライター)
臺宏士(ライター/放送レポート編集委員)
高内小百合(新聞記者)
高田健(市民運動)
高田正基(日本ジャーナリスト会議北海道支部代表委員/元新聞記者)
高田昌幸(東京都市大学メディア情報学部教授)
高橋恭子(早稲田大学教授)
田口久美子(和洋女子大学ジェンダー・ダイバーシティ研究所)
武井由起子(弁護士)
竹田純(編集者)
竹谷直子(新聞記者)
ダースレイダー (ラッパー)
立岩陽一郎(インファクト編集長/大阪芸大短期大学部教授)
田中優子(法政大学名誉教授/平和を求め軍拡を許さない女たちの会代表)
谷岡理香(メディア総合研究所所長)
近田春夫(音楽家)
月岡岳(新聞記者/元新聞労連書記長)
津田正太郎(慶應義塾大学教授)
角田由紀子(弁護士)
DJ HASEBE(DJ/音楽プロデューサー)v
中川勉(NHK・メディアを考える京都の会事務局長) 中嶋秀昭(NGO職員)
永田浩三(武蔵大学教授/元NHKプロデューサー)
中田順子(千住九条の会)
長渡康ニ(ワニズアクション)
中村一也(ワニズアクション)
中村進午(通信社記者)
西村誠(通信社記者・新聞労連中央執行委員長)
長谷川綾(新聞記者)
長谷川宏(専修大学教授)
橋本智子(弁護士)
畠山理仁(フリーランスライター)
羽生浩一(東海大学文化社会学部教授)
浜田敬子(ジャーナリスト)
林香里(東京大学大学院情報学環教授)
林美子(ジャーナリスト/お茶の水女子大学大学院)
日比野敏陽(新聞記者/元新聞労連委員長)
平井美津子(教師)
深月ユリア(ジャーナリスト/女優)
藤森研(日本ジャーナリスト会議(JCJ)代表委員)
布施祐仁(ジャーナリスト)
二村知子(隆祥館書店主)
古川英一(日本ジャーナリスト会議・JCJ事務局長)
古谷経衡(作家)
星川淳(作家/翻訳家)
本間龍(作家)
前田佳子(日本女医会会長/平和を求め軍拡を許さない女たちの会共同副代表)
松島佳子(新聞記者)
松本一弥(ジャーナリスト)
三浦英之(新聞記者/ルポライター)
三浦誠(しんぶん赤旗社会部)
南彰(新聞記者/元新聞労連委員長)
三原由起子(歌人)
三輪記子(弁護士)
宮崎園子(フリーランス記者)
村山惠二(フリーランスライター)
望月衣塑子(新聞記者/「Arc Times 」キャスター)
森川貞夫(日本体育大学名誉教授)
森山聡平(編集者)
諸永裕司(ジャーナリスト)
向井徹(編集者)
山口一臣(元週刊朝日編集長/日本ジャーナリスト協会)
山崎雅弘(戦史・紛争史研究家)
山下洋平(テレビ報道記者)
山田惠資(ジャーナリスト)
山本宗補(フォトジャーナリスト)
湯澤直美(教員)
横田増生(ジャーナリスト)
吉永磨美(ジャーナリスト/元新聞労連委員長)
若林直子(ソーシャルピーアール・パートナーズ株式会社代表取締役)
和田静香(ライター)
以上


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