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LNJ Logo 改悪入管法を撤廃し、共生社会をつくっていこう/1.19 全国一斉アクション
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News Item 0119hokoku
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 1月19日、改悪入管法撤廃!全国一斉アクションが取り組まれた。東京では、午後1時に上野公園に集合し、外国人が多いアメ横・御徒町へデモ行進を行った。学生・市民など約150人が集まり、手に手にプラカードを掲げて、入管のひどい実態と改善を訴えた。

 昨年6月から施行された入管法では、「難民申請中でも強制送還が可能」「帰国できない人に刑罰」「監理措置制度による当事者への監視強化」など入管の権限を強め、問題をさらに深刻化する内容だった。またウィシュマさんが亡くなってもうすぐ4年になるが、入管はその責任を認めておらず、真相究明と再発防止の徹底もなされていない。

 こうした状況を変えるために、今回の全国一斉アクションが企画された。主催は、「BOND 外国人労働者・難民と共に歩む会」と「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合」。「生きる権利に国境なし」と日本語・英語で書かれたプラカードを持参した男性にインタビューした。かれは「外国人差別、入管の人権蹂躙は絶対に許せない。共に生きる、共生の社会をめざして声をあげたい」と思いを語ってくれた。

 上野デモには、ウィシュマさんの妹が遺影をもって参加していた。また、大きな布に描かれたウィシュマさん絵を掲げる人がいた(左)。そこには「We are with you. Justeice for Wishma」(私たちはあなたと共にある。ウィシュマに正義を)と書かれていた。日本で希望が断たれたウィシュマさんだが、その絵のウィシュマさんは明るい表情で、未来を見つめていた。まるで「一緒に変えよう」と言っているかのようだった。(M)

*以下は「改悪入管法撤廃!全国一斉アクション」で掲げられたスローガン
・入管は人間の尊厳を踏みにじる密告強制の監理措置制度を廃止せよ!
・国際基準に基づいた難民認定と在留特別許可基準の大幅緩和を!
・ウィシュマさんを死に追いやった入管は責任を認め、真の再発防止を徹底せよ!


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