本文の先頭へ
サンフランシスコの和美 : トランプの悪夢がはじまる
Home 検索
サンフランシスコの和美です。
サンダース、残念なことに彼は今までこの民主党を、そしてハリスをサポートしてきまし た。 ただ彼が選挙での敗北の後、民主党を批判し出した時、ほんの少しですが、ひょっとして 何か可能性があるかもと思えました。 今後のアメリカは急激にものすごい事になると思います。現在はその悪夢の前の静けさで す。でもその水面下で、すでにトランプは着々と準備を進めています。 8年前のトランプ政権はテストケースで、彼は何が可能か試したようなものですが、今回 は第1日目から独裁に全進でしょう。 この選挙で彼は全部の政治体制(立法、行政、司法)を把握しました。立法での上院、下 院両方、行政の大統領、司法の最高裁判所(6対3)で、どこも反対出来るところはあり ません。 色々の部署に今まで極右と思われていた人達が指名されています。 そして、まずトランプがすることは軍を使って不法移民を国外撤去させること。アメリカ 経済はこれらの移民によって支えられているところが大きいので農業などの分野は打撃を 受けると思います。 労働組合への弾圧もひどくなるでしょう。その第一に標的にされるのが、UAW(自動車労 連)の委員長、ショーンフェインです。彼は選挙期間中にトランプはスキャッブ(瘡蓋= ストライキ破り)だと言ってきました。何かの理由を付けられて逮捕されるかも知れませ ん。 またラジオ局のKPFA などが入っているPacifica などもライセンス取り上げで潰されるか もしれません。 これらに対して、いわゆるリベラル、左派の人たちはあまりのショックで皆、沈黙の現在 です。 ただ、サンダースがやっと民主党を批判し出した時、私はひょっとしてサンダースとショ ーンフェインが一緒になって、アメリカ労働党の基礎を作り出さないかなーとほんの一筋 の希望が見えたようにも思えました。これをスティーブに言ったら、それを彼が関わって いるグループなどに提案し出して、ひょっとして時間がかかるけれど何か動き出すかも、 と願っている今日この頃です。 和美

Created by staff01. Last modified on 2024-11-20 10:00:48 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について