ご案内 : 家事労働者過労死裁判の勝訴判決の意義と展望 | |
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総合サポートユニオンの池田です。 家事労働者過労死裁判判決についてのイベントのご案内です。 ぜひご参加ください。 【12/8(日)イベント】家事労働者過労死裁判の勝訴判決の意義と展望 ー家事・ケア労 働者を差別する労基法改正と国際規制へー 1日24時間休憩を取れずに一人きりで利用者を見なければならない、自分の部屋がなく 身の安全やプライバシーが守られない、利用者から「ばかやろう、出ていけ」などの暴言 を浴びせられる...。 2015年春、人権が守られない環境のもとで、個人宅に住み込みながら介護や家事を担っ ていた家事労働者Aさん(当時68歳・女性)が、1週間24時間拘束状態で働いた末に、心筋 梗塞で倒れて亡くなりました。 遺族は、Aさんの死について過労死認定を求め労働基準監督署に労災の申請をしました 。しかし、現行の労働基準法116条2項では、「家事使用人」へは労基法・労災保険法が適 用除外であるとして、国は労災を認めませんでした。 遺族は、国を相手に労災認定を求めて2020年春に裁判をスタートしましたが、2022年秋 、東京地裁にて遺族側の全面敗訴となる不当判決となりました。一方、遺族や家事労働者 ・ケア労働者、研究者、ジャーナリスト、弁護士、労働組合、NPOなどが協力し、オンラ イン署名や国への申し入れ、記者会見など、様々な方法で問題提起を続けました。その結 果、2024年9月19日、東京高裁にて遺族側の逆転勝訴判決を勝ち取ることができました。 また、裁判の過程では、2022年冬に厚生労働省が約60年ぶりに家事労働者の実態調査に 乗り出し、2024年2月には、家事労働者の労働環境改善のための「家事使用人ガイドライ ン」を策定しました。そして、現行の労働基準法が施行されてから77年間が経過し、つい に2024年6月には、厚生労働省は労働基準法を改正し家事労働者へ労働基準法を適用する 方針を示しました。 今回の勝訴判決を踏まえ、今後私たちは家事労働者への労基法適用を求める法改正の実 現や、家事労働者に基本的な労働権を適用することを定めた「家事労働者条約(ILO1 89号条約)」の批准などを求め、取り組みを発展させていきたいと考えています。 本イベントでは、女性労働問題の専門家である竹信三恵子さん、裁判を担当する指宿昭 一弁護士・明石順平弁護士、国に対して闘ってきた遺族、現役の家事労働者である土屋華 奈子さん、支援をしてきたNPO/労働組合らが、これまでの取り組みやその意義などについ て報告したうえで、今後の展望を検討していきます。 ぜひ多くの皆様にご参加いただけたらと思います。 【イベント概要】 ◾開催日時: 12月8日(日)13:30ー16:30 ◾開催方法: 会場とオンラインの併用 ◾開催場所: 初台区民会館(渋谷区初台 1-33-10)大集会場 交通:京王新線 初台駅 徒歩5分 ◾参加費: 学生・U25無料、社会人500円 ◾参加方法 参加申込みは以下のURLからお願いします。 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdsk3sP3shzeiTpKZmtWfQWV7rEgNH_30ShHpDtMozDvTu6WQ/viewform?usp=pp_url また、電話やメールでの参加申込みも可能です。会場に直接来ていただいても大丈夫です。 TEL:03-6699-9375 メール:affairs@npoposse.jp ※イベント詳細は、以下をご覧ください。 https://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/39e508d767721aeff73678b9b0aebec7 Created by staff01. Last modified on 2024-11-17 10:21:35 Copyright: Default |