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「週刊金曜日」ニュース:能登半島地震から半年 日常にはいつ戻れるのか? 
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 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】新刊本のご案内

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【1】注目の記事

■能登半島地震から半年 日常にはいつ戻れるのか? 
いまも2000人以上が避難生活

能登半島地震から半年が過ぎた。石川県内の死者は281人で、災害関連死も6月27日の
時点で52人。いまも2000人以上が避難生活を続ける。被害が大きかった県内6市町で
は転出者が4189人(5月末現在)に上っている。いつになったら日常に戻れるのか?
 いまだ見通せない状況が続くが、現地では復興に向けて歩み出す姿も見られた。

●石川県輪島・珠洲両市を取材
手探りで復活の糸口を探そうとする人々
吉永磨美

5月下旬、能登半島の石川県輪島・珠洲の両市で取材した。地震から半年近くなる被災地
は今も爪痕が生々しく、取り戻せている日常はわずかだ。手探りで能登半島の6市町のう
ち、奥能登と言われる、半島北部の珠洲市と輪島市である。それまでにほぼ連日、被災地
でボランティア支援をした「富山SAVEふ復活の糸口を探そうとする人々と出会った。

●地震で休刊に追い込まれた地域情報誌が執念の復刊
「こんな時だからこそ!」季刊誌『能登』震災特集号
岩本太郎

震災により一度は休刊に追い込まれながら、被災地の復興を願い復刊した地域情報誌があ
る。その名もずばり『能登』。創刊以来ほぼ一人で同誌を発行し続けてきた編集長に話を
うかがった。

●「原発がなくて救われた」と能登地震で実感
珠洲原発建設を止めた市民の力
山秋真

能登半島地震の震源地だった珠洲市には2003年まで原発の建設計画があった。もし原
発がつくられていたら、元日の大地震はいま以上に甚大な惨事をもたらした可能性がある
ことはこれまで何度も指摘されてきた。発災から半年が過ぎた7月2日、「能登地震と原
発」について考察する集会が衆議院第二議員会館で開かれた。

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【2】編集長コラム

選挙権

 今回ほど選挙権をほしいと思ったことはなかった。東京都知事選に1票を投じたかった
からだ。私は日本で生まれた在日コリアン2・5世(父が1世、母が2世)だ。ハングル
の読み書きはできるが日本語母語話者である。税金だってきちんと納めているし、生活が
どん底の時でも社会保険料を滞納したことはなかった。そして日本生まれの日本育ち。に
もかかわらず選挙権がないのだ。
 国政とまでは言わない。せめて、自分が住んでいる所のトップを決める地方自治体選挙
に参加したいと思う。そうすれば今回の都知事選で、自分の思いを「投票」という形で表
現できたのだから、その機会を最初から与えられないことは残念だ。

 連日の異常な猛暑のため、本誌7月5日号「きんようびのはらっぱで」に掲載した7月
14日開催予定だった講演会「あの時、僕らは13歳だった」は無期延期すると、主催者から
連絡がありました。91歳とご高齢の寒河江正氏の健康に配慮したためです。ご理解のほど
、よろしくお願いいたします。(文聖姫)

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【3】次号予告

★2024年7月19日(第1481)号
 
【フランス】
●総選挙で左派連合が首位 極右の台頭防いだ民主主義の力|コリン=コバヤシ

【政治】
●東京都知事選を終えて

【連載 岸田政権とは何だったのか】3 自民の裏金                
●カネ中毒の自民党に「禁断治療」を 上脇博之・神戸学院大教授に聞く|聞き手・まと
め 金本裕司
 
●庶民感覚との乖離があらわに 「政治にはカネがかかる」の限界露呈|佐藤千矢子

【くらし 食】
●日本で再承認が進む「ラウンドアップ」 世界にならい、販売&使用規制を|印鑰智哉

【新・買ってはいけない】
●熱中症対策の飲料で糖尿病になったらたまらない|渡辺雄二
        
【連載 季節の薬膳】
●盛夏菜彩|新倉久美子

【ぶんか】
対立深まる世界に問う 恐怖政治に抗した女性描く映画『流麻溝十五号』周美玲監督に聞
く|野嶋 剛

【メディアウオッチ】
●「頂き女子」「路上売春」など女性側は詳細に報じ男性側は報じないメディア|太田啓
子
                
【好評連載】
●半田滋の新・安全保障論
●青木理の温泉という悦楽 
       
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【4】新刊本のご案内 

★増補版 ひとめでわかるのんではいけない薬大事典。

浜六郎 著  2750円(税込) 四六判並製・448頁

その薬は本当に必要ですか?

医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析して解説する。
ベストセラー『新版のんではいけない薬』の後継本で2017年発行の『ひとめでわかるのん
ではいけない薬大事典』を増ページ、大幅改訂して新版化。
(2024年5月刊)


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