調布の『ガザ=ストロフーパレスチナの吟(うた)』上映会は満席でした | |
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調布駅前スタンディングの鈴木です 20240701 「満員御礼」とは、古めかしい言葉ですが、 あらかじめチケットを販売する予約制ではなく「先着200名様」方式で始めた上映会運動。 100人来るか? 会場あふれてロビーが大混雑し、お断わりの事態もあるか? との両 極端の不安を抱えて当日を迎えました。 ところが、5時20分には 「ここからお並び下さい」「ここが最後尾です」の間に長蛇の列。前号で「イスを並べる お手伝いを!」とお願いしたために、なんと40人近い人々が早い時間からかけつけて下さ いました。 ありがとうございました。220席が全部埋まりました。 イス並べは10分で終わり、会館技術職員の音響環境の作業を待ち、5時40分には入室出来 ました’。でも、お待たせ、でしたね(-_-;)。200人余の受け付けも10分で終わり、6時に は着席。冒頭のあいさつから予定時間通りに始まりました。 第2次大戦後すぐにイスラエルに国を取られて 以来77年の間植民地状態にあるガザの人々が、昨年10月7日、抗議の蜂起をしました。し かし蜂起直後から両者の余りの戦力の差に、これは戦いではない、虐殺で、ジェノサイド であり民族せん滅作戦だと気づき、11月から、イスラエルのガザ撤退を訴えるスタンディ ングを始めました。ほぼ毎日1時間、停戦を!と訴える中で、一緒に立つおおぜいの仲間 ができ、それが今日の上映会に結びつきました。 ★6時10分には「ガザ=ストロㇷ」上映開始 5月10日の外語大でのガザ=ストロㇷ上映会で強烈な印象を受け、「この映画はたくさん の人に観てほしい」と興奮して10人ほどの実行委員会で上映会を計画しました。 映画の舞台は2008年の年末からひと月足らずの「ガザ紛争」です。ハマスが選挙でガザの 政権を担い、社会の仕組みを整えるさ中の、イスラエルによる完全封鎖や、明らかに民間 人を対象に行われた大規模軍事作戦でした。22日間で1,400人の市民が亡くなったとのこ とです。 この状況は今も変わっていない、多くの人に、ガザの人々の怒りの声と訴えをきいてほし い、と思っています。 ★上映後の話:友常勉(ともつねつとむ)氏 (東京外国語大学教授) この日のために用されたパワーポイントで、パレスティナの歴史、」イスラエルと日本の 西側からの位置づけの近似など、広く深いお話でした。時間が40分しかないなかで、肝心 なことに触れるお話で、集計中のアンケートでは「初めから最後までしっかりお聴きした いと思いました」のご意見を複数いただきました。いろいろな事情が許すならば、先生の 講演会あるいは講座ができたらいいですね。 ★歌とギター演奏:生田卍氏「GAZA2023」他 (オリジナル曲) 圧倒的迫力な歌声、が会場内に響き渡る。「犠牲者が4万人と言われるが、数じゃない! 一人一人に名前があり、生活がある人間なんだ」などのコメントを挟みつつ。私も、後 打ち手拍子で手を真っ赤にし、「オー、オ、オ、ガザ」「シーズ ファイアー Now!」 と声を挙げました。サブマイクの不調もありましたが、全く動じず、素晴らしい塩素委で した。 最後に、この映画「GAZA=ストロㇷ」の日本語字幕制作者であり、配給団体の二口さんか ら、2011年の映画を今のガザ状況の中で多くの人に観てほしいと立ち上がったことンを スピーチしていただきました。とても素敵な方で素敵なお話でした。 凄惨な場面も多い重い映画でしたが、こえをだしたり、手をたたいたりd絵楽しむ時間も あった素晴らし時間でした。 会場では、元イスラエル兵ダニエル氏の著書と、現地医療支援者の猫塚義夫さんの「医師 が診たパレスティナとアフガニスタン」の2冊を販売。売り上げの差額は現地ガザに支援 金として送ります。会場ではカンパを募り、8万5千円ほどになりました。 送り先などについては追ってご報告いたします。 当日、司会は那須(足立区民)、冒頭あいさつ鈴木(調布市民)、終わりのあいさつ石黒( 三鷹市民)が担当しましたが、実行委員会、当日ボランティアに参加してくださった皆さ んのお力で成し遂げることができました。 心よりお礼を申し上げます。また、まだ市民力がある、と実感できた時間でした。 Created by staff01. Last modified on 2024-07-01 11:59:15 Copyright: Default |