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大安売りセール「ブラックフライデー」初日に抗議〜「Make Amazon Pay」

　11月29日、大量消費を煽る大安売りセール「ブラックフライデー」の初日。東京都目黒区にあるアマゾン・ジャパン本社にて、「Make Amazon Pay（アマゾンは正当な賃金を払え）」と題する抗議行動が行われた。約60名が参加した。

　横須賀市内でアマゾン配達員として働く竹田さん（仮名：写真右）は「荷量は毎年増える一方。配達員は腰椎圧迫骨折などの大ケガで苦しんでいる。アマゾンの雇用責任を追及していく」と発言。同市内で働く配達員・坂下さん（仮名：写真左）は「今月は大ケガがをしたので、２日間しか働けていない。無理な荷量の配達を指示するアマゾンが問題」と訴えた。坂下さんは、11月2日の配達中に転倒。額を３針縫い、右足の肉離れで約4週間の大けがを負った。現在もリハビリ中で、仕事に復帰できていない。足を引きずりながらの参加だった。

　「Make Amazon Pay」は30か国以上で行われる世界同時行動で、2020年より行われている。「ブラックフライデー」開催中の12月6日まで、アマゾンによる労働者、地域社会、そして地球資源の搾取に対し、抗議行動及びストライキが行われる。（土屋トカチ）

＊関連ウェブ　https://makeamazonpay.com/