緊急会見のお知らせ:日本政府が「韓国・全障連」パク・ギョンソク代表の入国を拒否 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
緊急会見のお知らせ:日本政府が「韓国・全障連」パク・ギョンソク代表の入国を拒否日頃より、生活困窮者及び難民など人権問題や外国人支援活動のご取材いただきありがとうございます。反貧困ネットワーク事務局長の瀬戸です。【経緯】 ●反貧困ネットワークでは韓国の「全国障害者差別撤廃連帯」の研修受け入れをおこなう予定で準備をすすめてきました。反貧困ネットワークの困窮者支援の活動紹介だけでなく、「津久井やまゆり園事件」の被害者家族との会合、「れいわ新選組」の障害者国会議員との会合、ヒロシマの被爆者の証言を聞く会を企画準備してきました。パク・ギョンソク代表(写真)は、国際アムネスティ日本支部で行われる「人権のための手紙書き」イベントに参加し、障害者の権利増進のための国際連帯活動をおこなう事で、国際アムネスティ日本支部の招請を受けての訪日と聞いています。 ●全国障がい者差別撤廃連帯(全障連)のパク・ギョンソク代表は、11月22日、成田空港で入国審査の過程で7時間以上拘束され結果的に強制送還されました。他の16名は入国されています。 ●入国拒否の理由として2012年の集会およびデモに関する法律(集会法)違反で執行猶予を受けた前歴を挙げています。出入国在留管理庁は、朴氏の入国を拒否する理由として、彼が2012年に集会・デモ法(ジプシー法)に違反して執行猶予付きの判決を受けたことを挙げています。この事実が日本の出入国管理及び難民認定法第5条第1項第4項に該当するとしています。 しかし、パク・ギョンソク代表は過去に2016年、今年5月にも日本を訪れ、日本の障害者団体や労働現場で活動した経験があります。今回の訪問も国際人権団体である日本アムネスティからの公式招待を受けて行われたものです。それにもかかわらず、日本政府が突然彼の入国を拒否したことは、障害者の権利と人権活動を妨げる不当な措置であると見なされます。 これは単なる個人の問題ではありません。日本政府が過去の韓国における障害者の権利闘争を理由に、国際的な人権活動家の声を抑えようとしている点で深刻な問題です。障害者の権利と人権は国境を越えて、全ての人々が守るべき重要な価値です。 韓国全障連は、日本政府のこうした行動を強く非難し、この問題を国際社会に広め、日本政府がこのような差別的で抑圧的な態度をやめるよう要求しています。 ●私たちは韓国全障連の要求を支持し、急遽ですが明日(11月26日)13時より緊急記者会見を設定しました。ご多忙のこととは存じますがご取材いただきますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。 記 主催)韓国「全国障害者差別撤廃連帯」 日時と場所)2024年11月26日(火)12時40分集合 衆議院第一議院議員会館ロビー 12時40分集合 記者会見 衆議院議員会館第二会議室 13時00分〜13時50分 報告・発言予定者) 韓国「全国障害者差別撤廃連帯」 天畠大輔衆議院議員(れいわ新選組) 反貧困ネットワーク経由で入国拒否通知書が出たと確認できたのが17:07ですが、成田入管側が天畠事務所側に「まだ審査中です」と電話で回答したのは17:52でした(録音データあり)。国会議員事務所に対する明白な虚偽報告であることも、天畠から短時間で、発言する予定です。 連絡先 瀬戸大作(一般社団法人反貧困ネットワーク事務局長) tel:090-1437-3502 メール setodaisaku7@gmail.com 韓国「全国障害者差別撤廃連帯」の紹介 全国障害者差別撤廃連帯は、障害者を差別して排除しない世の中、障害者も非障害者と一緒に社会で平等な権利を享受する世の中、障害者をはじめとする社会的少数者が人間らしく生きることができる世の中を障害者大衆が自ら行動で作っていくために2007年に発足しました。1980年代末に誕生し、2000年代に障害者も一緒にバスに乗って社会で一緒に暮らすことを叫び、バスと地下鉄を封鎖し、漢江の橋を這いながら渡った障害解放闘争の歴史を引き継ぐために、全国各地で障害者と貧しい人々の3大積弊(障害等級制、扶養義務制、障害者収容施設)廃止闘争、障害者移動権及び労働権、自立生活、障害者権利保障法制定などの闘争と行動を起こしています。 違いが差別にならない平等な社会、人間中心の価値を実現していきます!効率・生産性のような画一的な基準で人を評価することは、違いを持つ人を排除し、差別することです。 人それぞれが持つ違いを積極的に尊重し、人間中心の価値を実現する社会を作りたいと考えています。低いところで激しく戦ってきた抵抗の歴史を記憶し、実践します! 障害者が人間らしく生きることができる世の中をつくるために、自らの生活の中で、闘った人たちを記憶します。障害者解放烈士の人生と精神を過ぎ去った過去ではなく、現在の実践につなげたいと思います。人間らしく生きるための世界を夢見るすべての人々と連帯します! 労働、女性、環境、平和の構造的な矛盾は、障害者を差別する社会とつながっています。不条理な現実を変えるために闘争し、実践しているすべての人々と共にしたいと思っています。 Created by staff01. Last modified on 2024-11-25 13:58:05 Copyright: Default |