松原明です。 私の長い友人で、レイバーネット会員でもあった新田進さんが、2014年11月11日に集団 的自衛権行使容認に抗議する「焼身抗議」をしてから、ちょうど10年が経ちました。この 10年で日本はどんどん、かれが危惧していたとおり、戦争への道に進みつづけています。 しかし、この事件は、ほとんど語られることなく、世の中からは黙殺されています。これ では「死んでも死にきれない」でしょう。新田さんのことを少しでも伝え、忘れないでい たいと思います。（写真＝新田進さん 1998年の上映会）●以下、当時の新聞記事 「１１日午後６時５５分ごろ日比谷公園で、火が出ているとの通報があり警察と消防がか けつけ、火に包まれている男性を発見、男性は病院に搬送したが間もなく死亡した。警察 庁丸の内署によると現場には、集団的自衛権行使容認や、沖縄県の米軍普天間飛行場の名 護市辺野古への移設に反対する内容が記された抗議文があった。自らの撮影をしている録 画状態のビデオカメラもあった」 ●ピース・フィロソフィー・センター（ブログ運営人・乗松聡子） http://peacephilosophy.blogspot.com/2014/11/blog-post.html ●ヤマヒデの沖縄便り（山本英夫） http://photoyamahide.cocolog-nifty.com/yamahideblog/2015/01/post-d0e2.html 2015年1月 7日 (水) 新田進さんの焼身自決について考えていること ●あなたのことを忘れない〜新田進さん「集団的自衛権への焼身抗議」2周年（松原明） http://www.labornetjp.org/news/2016/1111nitta
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