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「訪問介護閉鎖をやめて!」〜大阪・西成行動が成功!
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久下格(元国労組合員)

動画(デモ行進の様子)

 大阪市西成区で11年間、組合つぶしと闘ってきたケアワーカーズユニオン山紀会支部に対して、訪問介護職場じたいを縮小・廃止する攻撃がかけられています。おおさかユニオンネットワーク、大阪全労協、山紀会支部を支える会などは、10月31日、社会医療法人山紀会(山本第三病院)を包囲する集会とデモに取り組みました。

 集会には、縮小・閉鎖が計画されているやまき介護すてーしょんの前に労働者・市民60名以上が参加、デイサービスとグループホームの利用者さんと一緒に歌を歌い、一緒に「ガンバロー」と声をあげることができました。多くの利用者さんから「つぶさないで!」「なくなったら困る!」「頑張って!」という声をいただきました。

 デモ隊は、山紀会本部前、山本第一病院前、山本第三病院前で元気よく閉鎖反対の声をあげ、組合結成以来、一度も団体交渉に出てこない理事長にむけて「山本理事長、出てこい!」と呼びかけました。また、訪問介護閉鎖反対のオンライン署名3,198筆+署名524筆(10月29日現在)を山紀会本部と山本第三病院に提出しました。

「今回の集会を通して、訪問介護閉鎖は、労働者だけではなく、介護が必要な利用者にとっても非常に重大な問題であると感じました。利用者と労働者の団結がんばろうには、大きな力を感じました。訪問介護を閉鎖させないために、団結して頑張っていきたい」(山紀会支部組合員)

 この感想は、集会参加者全員の感想です。私たちは「訪問介護の閉鎖は西成区民全体の問題です」という訴えをさらに強め、山紀会(山本第三病院など)による一方的な訪問介護の縮小、閉鎖に反対して、やまき介護すてーしょんの訪問介護事業を守りぬきます。


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