投稿者 : 久下格・元国労組合員
●ネット署名への協力の訴え●
= ケアワーカーズユニオン山紀会支部を支える会 =
組合つぶしと闘う介護労働者を支援するネット署名のお願いです。
組合結成直後から11年にわたる組合つぶしと闘ってきた大阪市西成区にある介護労働者の労働組合、ケアワーカーズユニオン山紀会支部が、組合の拠点である訪問介護事業所からの組合委員長の配置転換と人員削減、訪問介護部門の縮小、廃止という経営者からの攻撃を受けています。
高齢者が地域で生きていくのに不可欠な訪問介護事業所を、組合をつぶすために縮小・廃止するなど、絶対に許すことはできません。
山紀会支部を支えて訪問介護事業所の存続を勝ちとるために、おおさかユニオンネットワークや山紀会支部を支える会などが呼びかけて、所管する厚生労働省と大阪市が社会医療法人山紀会を責任を持って指導することを求めるネット署名が開始されました。
私たちの要求は次の2つです。
1) 厚生労働省は、ただでさえ廃業・倒産が相次ぐ訪問介護事業を、社会医療法人ならしっかり支えるように指導してください。
2) 大阪市は、社会医療法人が組合つぶしのために訪問介護事業所を閉鎖するようなことがないよう、こんな横暴を強行するのをやめさせてください。
多くの皆さんが賛同してくださることを心から訴えます。
● ネット署名サイトへのリンク
http://bit.ly/47cHICN
今年度の改定によって介護報酬が引き下げられ、全国で小規模な訪問介護事業所の閉鎖が続いています。介護報酬が引き下げられたため、従来から全産業平均より8万円も低い低賃金に耐えてきた訪問介護労働者(ホームヘルパー)の賃金は上がらず、他産業との格差はますます拡大しています。そのため訪問介護の担い手(ホームヘルパー)はますます少なくなり、ホームヘルパーとして働きたい者1人を16の事業所が奪い合う(有効求人倍率16倍)までになっています。
このままでは「介護の社会化」をうたってはじまった介護保険制度は崩壊してしまいます。こうした危機的な状況の中で、法人税が免除され「地域への貢献」が求められる社会医療法人である山紀会には、地域の高齢者にとってなくてはならない訪問介護事業を維持・発展させる義務があります。
私たちは、一人暮らしの高齢者の割り合いが非常に高い大阪市西成区で、すべての住民が安心して地域で生きていける介護制度の確立のために運動を続けています。多くの皆さまが関心を寄せていただきますようお願いします。
●ケアワーカーズユニオン山紀会支部を支える会のホームページ
https://hiroba.matrix.jp/yamaki/
Created by
staff01.
Last modified on 2024-09-05 15:12:51
Copyright:
Default