サンケン弾圧ー尾澤控訴審 : 東京高裁に4,074筆の署名を提出 | |
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抗議の署名提出にも嫌がらせ〜東京高裁・伊藤雅人裁判長は恥を知れ!報告 尾澤邦子9月3日、東京高裁に4,074筆の署名を提出しました。ご協力ありがとうございました! サンケン弾圧ー尾澤控訴審は、5月13日の初公判で弁護団が申請した18点の証拠・証人を全て却下して「結審」しました。刑事5部伊藤雅人裁判長は、原審判決について全く考慮せず、何もせずに初公判で「次は判決です」と言い渡しました。これが裁判といえるのでしょうか。 弁護団が提出した証拠・証人には、1審有罪判決は誤りであるということを憲法、刑法、労働法の観点から克明・明解に記した3点の意見書や、尾澤さんを逮捕させたサンケン電気本社の通報者が含まれています。また1審判決では、この争議が韓国サンケン労使の問題による労働問題であることを裏付ける、韓国サンケン清算人の嘆願書を無視していることなどについて、伊藤裁判長は全く考慮していません。 特にひどいのは、刑を受ける被告人に、一言も言わせずに刑を課そうとしていることです。人権侵害であり、憲法に違反し、民主主義に反することです。 尾澤孝司さんを支える会は、このような人権無視の裁判は間違っていると、『サンケン弾圧尾澤孝司さん控訴審で「審問の機会を与える」ことを求める署名』【要望事項】憲法37条第2項「刑事被告人の権利」を守ってください、を集めてきました。 9月3日、尾澤孝司さんを支える会は、集まった4,074筆の署名を携え、東京高裁刑事5部総務課がある15階に行こうとしました。伊藤雅人裁判長に直接会って署名を手渡したいと思ったからです。ところがエレベーターは「15階には止まりません」とテープが貼ってあったのです。「なんということ?!」それでは16階から降りていこうと16階に行ったのですが、階段入口の扉に「15階には行けません」と張り紙がしてある始末。署名を受け取ることや、訴訟指揮に対して異議を申し立てられることが、それほどいやなのかと思いました。あまりに不当です。 「要請は1階に用意してある部屋で30分、20人までで受けます」というので1階の部屋に行きました。警備訴廷管理官の杉山さんと、主任書記官の君野さんが待っていました。集まった4,074筆の署名は、刑事5部伊藤雅人裁判長に渡して、尾澤裁判の弁論を再開してもらおうとするものです。趣旨を話して「伊藤雅人裁判長に渡したい」と話したところ、「適切に対応いたします」とのこと。「それは、裁判長に渡してくれるということですね」と確認すると、「お答えできません」とのこと。あまりに侮辱した対応に、みな怒り心頭。 最高裁判所事務総局が出している「裁判所NAVI」には「裁判所では、検察官と起訴された人(被告人)やこれを弁護する弁護人の言い分をよく確かめ、それぞれの側から出された証拠を調べ、被告人が本当に犯人であるかどうかを判断します」と書いてあります。 事実と違うではないですか。18点の証拠証人を全て却下して何の審理もせず、被告人に何も言わせず「結審」してしまうのは、間違っています。 裁判所は「9月11日午後2時から判決公判」という対応を変える気はないようです。9月11日(水)12時から東京高裁前で事前集会を行います。ぜひお集まりください。よろしくお願いします。 東京高裁刑事5部伊藤雅人裁判長は、人権を守れ!憲法を守れ! Created by staff01. Last modified on 2024-09-04 23:06:18 Copyright: Default |