報告 : 憲法市民講座『なぜ"女性支援"か? 女性支援新法までの道のりとこれから』 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
女はつらいよ いつまで続く生き難さ〜細金和子さん講師に"女性支援”を考える知多 歩「売春防止法」の施行から66年たった今年4月、「困難な問題を抱える女性の支援に関する法律」が施行された。このタイミングで「許すな!憲法改悪・市民連絡会」主催による講座『なぜ"女性支援"か? 女性支援新法までの道のりとこれから』が、4月27日に文京区民センターで開かれた。 講師は、長らく女性支援にかかわってこられた細金和子さん(一般社団法人 Colabo 理 事 社会福祉法人 慈愛会 理事 )。話の内容は、暴力・貧困・差別など複合的な困難を抱えてきた女性たちの実態と、婦人保護事業から女性支援事業にいたるこの国の政策や法律の歩み、とりわけ若い女性を取りまく厳しい現実と、ここ数年吹き荒れたColaboなど若年女性支援団体に対する凄まじいバッシングetc.と多岐にわたった。 印象に残ったのは、12、3歳〜という被虐待女性の低年齢化と孤立、メンチカ・メンコン・ホストクラブの性搾取構造、風俗産業の巧妙さ。さらに理不尽に声を上げ社会を変え ようとする者(特にそれが女性の場合)へのいわれなき誹謗中傷、妨害の酷さ卑怯さだ。女性たちの深刻な実態に対して、活動を続けて来た支援現場の声からやっと生み出された新法が、弱い立場の女性を救う力になることを祈りたい。 この日の参加者は23名。テーマから出席者の大半が女性だろうと予想していたが、半数 以上の14名が男性だったのには驚いた。女性(支援)問題で何かが動き始めているのなら うれしいかぎり。人権が守られ生きやすい社会への道はいまだ遠いが、一歩ずつ進めていくしかない。そんな思いを強くした講座だった。 ※付録 チョコっと用語解説 Created by staff01. Last modified on 2024-04-28 07:04:51 Copyright: Default |