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「パリの窓から」第86回を読んで/よくわかったフランス情勢
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「パリの窓から」第86回を読んで 東京・渡部秀清

飛幡祐規さんの「パリの窓から」は いつも興味深く読んでいますが、 今回の「どこへ行くフランス 強権政治とレイシズム」は、 現在のフランスが置かれている状態について 大変良くわかりました。 そしてその背景にはグローバル資本がいるということも。 これは現在全世界をおおっている現象で、 ウクライナ戦争や台湾有事なども彼らが 後ろで糸を引いていると思います。 そして彼らは、行きつく所民主主義を否定し、 勤労市民の様々な反対運動を弾圧するために独裁政権をつくりだし、 ファッショ化(ナチ化)していくのだと思います。 (日本における沖縄辺野古や南西諸島への基地建設などはその典型です) そうした意味では、グローバル資本に対する 勤労市民たちの国際連帯(インターナショナル)が求められて いるのだということがよくわかりました。 ただ、それをつくりだすのは、現段階では グローバル資本により世界中で勤労市民たちが 巧みに分断されており、 極めて困難な状況におかれていると思います。 そうした点でも、飛幡祐規さんのこのような報告は、 一体誰が私たちの本当の敵なのかを知らせてくれ、 世界中の勤労市民たちの国際連帯をつくりだす上で、 大変参考になるものだと思いました。

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