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「国軍の暴虐を世界に伝えてほしい」/クーデターから2年 ミャンマーを知る集い
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「国軍の暴虐を世界に伝えてほしい」〜クーデターから2年 ミャンマーを知る集い

動画(2時間12分)

 2月8日(水)18時30分から東京・池袋のとしま産業振興プラザ多目的ホールで、イベント「国軍クーデターから2年 ミャンマーのことを知ろう 歴史と現在」が開かれ、97名のリアル参加及び55名のネット参加の合計152名が参加した。

 ゲスト5名からは、生々しい報告と訴えがあった。根本敬(上智大学グローバル学部教授・ビルマ近現代史)さんは、国軍と民主化運動の歴史をわかりやすく解説し「支え合い助け合う気持ちでミャンマーの支援をしてほしい」と語った。北角裕樹(ジャーナリスト)さんは、国軍クーデター勃発時の様子と収監された刑務所での話をし「地元の人たちから国軍の暴虐を世界に発信してくれと命がけで頼まれた」と。久保田徹(ジャーナリスト)さんもまた、収監された刑務所内での地元ジャーナリストとの交流の話をし「自由を奪われた人たちへの支援をSNSで呼びかけてほしい」と話し、二人は「ミャンマーを応援する映像サイトDocu Athan(ドキュ・アッタン)」の紹介もした。

 大槻美咲スーウィンイー(ミャンマーの平和を創る会)さんは、1500万円の募金が集まったが食糧医療支援で2ヶ月使ってしまったことを報告し「小中学校は国軍から何度も空爆されて、子どもたちは怯えている、人道支援をお願いしたい」と訴えた。波多江秀枝(FoE Japan)さんは、ENEOSや三菱のような日本の大企業が国軍に利益をもたらしてきている実情を紹介し「外交を変えられない私たちに苛立ちを感じる」と語った。在日ミャンマーによる人道支援カンパ活動は 毎週土日に高田馬場・渋谷・錦糸町などで行われている。(ジョニーH)


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