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【報告】馬毛島への軍事基地着工に反対する官邸前抗議に60人!
1月12日夕方、島じまスタンディングとSTOP大軍拡アクションが呼びかけた「12日着工?ふざけるな!「馬毛島基地」なんか造らせてたまるか!1.12官邸前緊急行動」 に約60人が参加。
<呼びかけ文はこちら https://kosugihara.exblog.jp/241699813/
地元である種子島・西之表市民の反対は根強く、市長も建設に同意していないにもかかわらず、環境アセスメントの評価書の公告と同時に本体工事に着工したのです。自治を圧殺し、馬毛島を戦争を呼び込む"不沈空母"に改造する暴挙は決して許されません。しかも、着工強行を岸田首相訪米の"手土産"にさえしようというのです。
石川大我参議院議員(立憲民主党)、塚本和也弁護士、宮古島の斎藤美喜さんらの発言や、種子島の5人(山内光典さん、長野広美さん、三宅公人さん、迫川浩英さん、和田香穂里さん)からの連帯メッセージの紹介、シュプレヒコールやFujikoさんの唄など、熱のこもった抗議行動になりました。
工事が始まっても、中止に追い込めばいいだけです。屈することなく、堂々と基地建設反対のうねりを作る努力を始めましょう。
以下は発言要旨です。
◆石井信久さん(島じまスタンディング)
「馬毛島基地着工は本当に残酷で残忍だ。歴史も文化も自然もあるかけがえのない"宝の島"を、長く戦争を続けるための軍事基地として丸ごと壊すのは許されない。ワシントンや北京、東京の勝手な対立による暴力が琉球弧に向けられている」
◆石川大我参議院議員(立憲民主党)
「国会内や党内で声を広げていきたい。種子島を2回訪れ、1回は馬毛島にも上陸した。政府がやるべきは乱開発で荒れた島を緑豊かな島に戻すことだ。種子島の漁師にとって馬毛島は生活を支える場であり、馬毛島に沈む夕陽は種子島の人々の原風景。それを潰すのはとんでもないことだ」
◆塚本和也弁護士
「馬毛島の外周道路も"一体性がない"として工事を先行させ、住民の数千件の意見も無視して、あっという間に環境アセスメントを通した。アセスの趣旨を形骸化させた違法な事例だ。辺野古は5年3ヶ月かけたのに馬毛島はわずか2年弱。国の意向で住民の意見が潰されている。住民監査請求などで対抗していく」
◆宮古島の斎藤美喜さん
「毎日、数人で抗議している。おかしいことにおかしいと言うしか出来ない状況だ。辛いが地元では止められないとの思いしかない。防衛局などは「ミサイルは置かない」「夜間・発砲訓練はしない」などの事前説明を破っている。どこかで止めなければいけない」
◆植松青児さん(琉球弧自衛隊配備反対アクション)
「工事着工を食い止められなかったのは琉球弧の人々に申し訳ない。この軍拡は日本を守るのでなく、米国の勢力圏を守るもの。「台湾の人々を守る」として琉球弧の人々の人権を踏みにじっている。敵を作って秘密主義と治安国家化を進めている。私たちの自由のためにも反対だ」

★官邸前行動の動画アーカイブはこちらから見られます↓

【引き続き、抗議の声を集中してください!】
◆浜田靖一防衛大臣
国会事務所
(TEL)03-3508-7020
(FAX)03-3508-7644
◆防衛省
(TEL)03-5366-3111
(FAX)03-5261-8018

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