カタルーニャ州 : 結集した市民:900日間にわたる模範的な抗議行動 | |
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投稿者 : ナチョ・パラス(#MeridianaResisteixのメンバー、カタルーニャ州・バルセロナ) 結集した市民:900日間にわたる模範的な抗議行動#MeridianaResisteix(メリディアナ・レジスティクス)は、2017年10月1日に、スペインから分離するための独立住民投票でカタルーニャが勝利したことを確信する無党派の市民運動である。住民投票では230万人が投票し、90%が独立賛成であった。スペイン国家が、必要な保証がなかったとして、その住民投票を受け入れたくないのであれば(正確には、スペイン国家が1万人の警察を派遣し、人々を殴るという強制力を行使して投票を阻止したため)、カタルーニャ社会の意思が暴力なしに批准できる新たな公式住民投票を招集するという選択肢は常にあるのである。 11月1日、#MeridianaResisteixの活動家たちは、バルセロナで最もにぎやかな通りの一つであるメリディアナを毎晩封鎖してデモを続けて900日になる日を祝った。2017年の住民投票を主導した政治家7人と社会活動家2人に懲役100年の判決が下された2020年2月以降である。 カタルーニャの他の地域では、他のグループも定期的に集会を開いている。おそらくそれは毎日のことではなく、警察やスペインの極右からの圧力もそれほど受けていないけれど、本当にさまざまな自治体で、カタルーニャの独立という同じ目的のために勇気をもって団結して行っている。 スペインは、すでに4,600人に達する訴追を行っている。そのほとんどは、罰金、投獄、資格剥奪の罪に問われた名もない活動家たちである。この告発の多くには、独立派政党によって形成されたカタルーニャ州政府も加わっている。独立派の活動家が独立派の政府に迫害されるのは矛盾しているように思えるが、これがスペイン政府の戦略なのである。つまり、独立運動内に対立を引き起こすためにカタルーニャ政府に住民を弾圧させるのである。スペイン政府は、法律を遵守するという口実で住民を弾圧しないなら、カタルーニャ政府のわずかな管理能力を取り除くと脅すことでこれを実現するのである。フランコ独裁政権から引き継いだ、独裁政権が終わっても民主化されなかった司法によって執行されている法律だ。 そしてついに、2022年2月から、#MeridianaResisteixである私たちはデモをする権利を否定された。スペインのファシスト集団によるデモ隊への攻撃を避けるためなどという間違った論拠で、路上で交通を遮断することが禁じられたのである。たしかに、私たちが嫌がらせや攻撃を受けたことは事実であるが、解決策は、警察が私たちのデモの権利を否定することではなく、攻撃の危険性から私たちを保護することによって、私たちの権利を保障することである。 いずれにせよ、こうしたファシストによる攻撃は決して逸話的なものではない。スペインでは、ファシスト政権は敗北せず、独裁政権末期に形成された制度、とりわけ司法、軍隊、警察、企業権力に残存したのである。だからスペインでは、街頭にも諸機関にも常に極右が存在する。今、極右は他のヨーロッパ諸国にも浸透している。フランス、スウェーデン、イタリア...。そして私たちカタルーニャから警告しているのは、ファシズムは正常化することはありえず、ドイツやイタリアで敗北させたように、立ち向かわなければならないということである。 メリディアナ・レジスティクスでは、私たちは反ファシストであり、カタルーニャ人(国民少数派)は、スペイン国家が私たちを代表するとする「檻」から自らを解放することができると主張している。なぜなら、それが人生、社会、政治を理解する別のやり方だからである。私たちは民主的な信念によって動いており、自由な国になるまで、そして2017年の住民投票によって抑圧され亡命させられた人々が自由になるまで、デモを行うつもりである。 Created by staff01. Last modified on 2022-11-04 17:48:43 Copyright: Default |