サンケン木曜行動(6/2)報告 : 6月24日の株主総会に向け、抗議の声を拡げていこう! | |||||||
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●韓国サンケン労組を支援する会・6月2日第83回木曜行動報告 6月24日の株主総会に向け、抗議の声を拡げていこう!6月2日、今日も埼玉県新座市の上空は雲一つない澄み切った青空だった。日差しはあるのだが、湿度が低いのでとても爽やかである。支援する会の木曜行動は83回目となる。今日の行動では参加者は延べ71人になった。今月24日は年に1回の株主総会。それに向けて、準備を怠りなく進めている。サンケン本社がこの2年ばかり取って来た不法で不当で不道徳な行為は何としても消し去ることが出来ない。韓国サンケン労組の仲間たちへの謝罪と組合との話し合いに応じることでしか、罪を償えないだろう。 今月の株主総会に向けて、サンケン電気の製品の販売会社への要請行動を展開している。また、株主総会の日の当日、本社に向けた抗議行動を展開する。当日に向けたチラシも刷り上がって来た。大勢の仲間で本社を包囲し、糾弾の声をぶつけて行こう。 また、今まで閉じられていた国境も自由に行き来できる日がそう遠くないような情勢である。本社前に韓国サンケン労組の仲間たちが登場するのも遠くない将来のことになるだろう。その時まで和田会長、高橋社長は楽しみに待っているべきだ。 ≪6月2日 7時過ぎ 本社正門前≫支援の会の仲間の発言からスタート、次に韓国からオンラインでペクウンジュさんの発言。「皆さんお早うございます。私はペクウンジュと申します。昨日はソウルは少し涼しかかったんですけど、こちら馬山、昌原は気温が随分上がりました。日本も今オンラインの画面越しに見る様子がとても気温が高くなっているように見受けられます。今日も変わらずに私達韓国サンケン労組を支援するために集まってくださった日本の仲間の皆さん、まずもってお礼を申し上げます。今、韓国ではソウシャルデイスタンスが緩和されて、外ではマスクを着用しなくてもいいとされてきました。でも、結構多くの人たちがまだ気にしていてマスクを着けている状況です。6月24日はサンケン電気本社で株主総会が開催されると聞いています。以前前回に株主総会が開催された折には株主総会の席で、韓国サンケンの問題が何ら言及がなかったと聞いています。それから1年が過ぎて次の株主総会が差し迫ってきました。サンケン電気はこれまで自分たちがどんなことをやって来たのか、十分知っているはずなのに、私たちを無視し続けて何ら返答をよこさないでいます。私達韓国サンケン労組ではサンケン電気に対して、株主総会を目前にもう一度公式文書を発送しました。でもそのことについてまだ、返答はありません。私達はソウルに行ってサンケンコリアの前でテントを張っています。サンケンコリアに対しても私たちと話し合う様何度も要請を行っていますが、サンケンコリアの中からは誰も出てきません。サンケンコリアのビルの中に入ってサンケンコリアの事務所に行くと、そこにはガラスで仕切られたドアがあります。しかしそのドアは閉じられたままなのですが、ガラス越しにカメラがあって、私達の様子を撮っているのが伺えます。サンケンコリアに行くとサンケンのマークがあるので私達が働いていたことを思い出します。私達は一時期は同じサンケングループの一員として働いてきた人たちでした。しかし私達が透明人間かのように何ら知らぬ存ぜぬとサンケンコリアでも一貫しています。私達は止む無くソウルのサンケンコリアのドア越しに要請文を置いて引き返すと言う事を何度も繰り返しています。私達は2週間交代でソウルと馬山とを行き来しています。2週間たって昌原に戻ってき、そしてまたほかの組がソウルに上京すると言うようなやり方で、私達は闘いをソウルのサンケンコリアの前でテントを張ってもう、110日以上過ぎている訳ですけどサンケン電気は私たちに対して何ら返答をしていません。サンケン電気は私たちと話し合いに応じなければなりません。そして、私達韓国サンケン労組を弾圧し続けてきたことに対して謝罪し、この問題解決に当たらなければなりません。私たちに謝罪を行わなければなりません。これまで労働組合に対して弾圧した事、そして、私たちを騙して別会社に投資を行ったこと、そして私達の工場を廃業に追い込んだこと、そういったことを私達に謝罪しなければなりません。そしてまた、2017年に私達が現職に復帰した時に、合意書を締結したにもかかわらず、私達韓国サンケンに再投資を行わず、設備投資もせずに会社をそして私達の工場を廃業に追い込んだこと、また日本の仲間の皆さんにも、周辺の住民の皆さんにもこの様な騒ぎは二度と繰り返さないとその様な内容の回覧板を回したにもかかわらず、そういった約束すら守らなかったこと、こういったことを謝罪しなければなりません。そればかりではありません。私達を苦しめたこと、日本の支援の仲間たちを肉体的にも精神的にも苦しめたこと、そういったことも全てひっくるめてサンケン電気は私達に謝罪し、そして、問題解決に当たらなければなりません。サンケン電気は直ちにこの問題解決のために私達と直接話し合わなければなりません。時間をずるずると引き伸ばしたからと言ってこの問題が自然に解決するわけではありません。時間を引き延ばしたからと言ってこの問題が解決するわけではないと言う事をもう一度繰り返します。時間が私達の側にあるわけではないかもしれませんが、真実と言うのは必ず明らかになるものです。サンケン電気が私たちに加えてきた数々の弾圧を明らかにして今からでも謝罪し、そして、話し合いに応じて問題解決に当たって行かなければなりません。私達の懐かしい職場、私達が働いてきた職場、韓国サンケンを再稼働することをもう一度強く要求します。今日も変わらずに私達の支援のために駆けつけてくれた日本の仲間の皆さん、心から感謝します。」 「毎週木曜日に私達のサンケン電気による不法廃業とそして全員解雇に反対して、私たちと共に連帯してくださっている日本の仲間の皆さん、本当に有難うございます。私は韓国サンケン労組の事務長をしているキムヒョンガンと言います。もう夏になったと言う事が実感する今日この頃です。日陰を探し、そして水が手放せないそんな時期になってきました。サンケン電気は私達の職場である韓国サンケンを不法にも廃業させました。累積赤字を理由にしていますが、その赤字と言うのは意図的に作られたものです。サンケン電気本社は2017年に私たちと合意書を交わしてそこで約束を行いました。その当時は韓国サンケンの正常な工場の稼働のために投資を行って、そして工場をきちんと運営すると言うようなことを合意書で交わしています。しかし、結果は私達が全員解雇となる。そしてまた、私達が働いていた職場が廃業になると言う結果が戻ってきました。サンケン電気と私達韓国サンケン労働組合では合意書を作成しました。当時作成された合意書、この合意書と言うのは会社と労働組合との約束です。サンケン電気本社は何故私達労働組合との約束を守らないのでしょうか。何故サンケン電気は私達労働組合のことを無視し続けるのでしょうか。サンケン電気が掲げているCSRと言うものは労働者や人々を尊重すると言う事が書かれている訳ですが、その人々を尊重すると言うのが私たちに対する解雇なのでしょうか。私達がこれまで青春を賭けてきた職場を追い出し、そして、私達との話し合いをずっと拒否し続けていることがサンケン電気のやり方です。私達韓国サンケン労組では現在2年以上に渡って闘いを続けています。私達に対する解雇と私達の職場韓国サンケンの廃業撤回させるために闘いを続けている所です。雨が降る日は雨合羽をすっぽりかぶって、闘いを続けています。そしてまた、冬には厚いダウンジャケットなどを来てこの寒さを堪えてスタンデング行ってきました。しかし、サンケン電気は私達のこの叫びを全く無視し続けています。サンケン電気本社は知らなければなりません。これまで頼みの綱としてきた韓国人の日本への入国の壁というのもそろそろ終わりに近づいてきました。これは私達韓国サンケンの労働組合の組合員がサンケン電気本社前に行くと言う日がそれほど遠くないと言う事が分かってきていると言う事です。それはどういう事でしょうか。今オンライン越しでインターネットを通じて私達は発言をしていますが、このオンライン越しインターネットではなく生の声を直接本社に届けると言う事に他なりません。私達は日本に行ったら日本の多くの労働組合、そして、市民団体の人達と手を結んで、更にサンケン電気に対する圧力をかけて行く覚悟です。以前、韓国サンケンの社長であった韓国人が私達に言いました。サンケン電気はコロナによって入国が規制されているので、その時を狙って韓国サンケンを廃業したのだ。その様に私達に言っていました。もうすぐ日本と韓国は自由に行き来するような日も遠くないと思います。サンケン電気が私達韓国サンケン労働組合の遠征闘争をとても気にしていると言う事を知っています。私達が遠征闘争に出発する前にサンケン電気は問題解決に当たり、そして私達が遠征闘争に行かなくてもサンケン電気が問題解決に早く当たるようにしなければりません。世の中には学習効果言う言葉があります。一度誤ったことは繰り返さない。これを学習するのが人間のやり方だと思います。サンケン電気はこれ以上私達の闘いをそのままにしておけば、会社のイメージを失墜させるだけです。この様なイメージを落とすような事は止めて、サンケン電気は私達と真摯に話し合いに応じなければりません。サンケン電気は韓国サンケンの不法廃業を撤回し、工場を正常に稼働しなければなりません。サンケン電気周辺にお住いの皆さま、朝早くからお騒がせして申し訳ありません。でも住民の皆さんも存知だと思います、5年前にもこの様な騒ぎを起こし、そしてサンケン電気は住民の皆さんに、もうこの様な騒ぎは二度と起こさないと回覧板を回し、1軒1軒手紙を入れてこの様なことにいて謝罪を行なったのはサンケン電気でした。しかし、その当時約束した事をきちんと守らず、合意書の中の工場正常化のための様々な支援を約束したにもかかわらず、そういったことは一切行われませんでした。むしろ作れば作るほど赤字になる注文のみをこちらに回し、私達の工場を累積赤字が多くなったと言う事で結局廃業に追い込んでしまったのがサンケン電気です。この合意書や様々な約束を守らずに、私たちを弾圧しそして、工場を廃業に追い込んだ、その様なサンケン電気に対して糾弾の声を上げるのは当たり前のことだと思います。住民の皆さんにこの様な騒ぎを二度とおこなわないと言う風に手紙を回したサンケン電気がその約束も破ってしまいました。住民の皆さん方が煩いと思う様であったならばサンケン電気に対して抗議の声を上げてくださるようお願いいたします。だんだん暑くなってきています。私は冬は結構元気に凌ぐのですけど、夏は結構弱い方なんです。体力的に元気な人はまだいいんですが、やはり夏の暑さが応えると組合員の中でもとても大変になります。私達が闘っていると地域の仲間に会った時、地域の仲間の皆さんは元気にやっているか?何処か具合の悪いところはないのか?きちんとご飯は食べているのか?等と聞いて来てくれています。逮捕されたり身も心も辛いのに具合が悪くなってしまったら、もっと大変だ。だから体調管理には気を付けるようにと、多くの人が声をかけてくれます。そしてまた、いくら忙しくてもきちんきちんとご飯を食べて体力を温存しなければならないよと、そうのような事も私たちに話してくれます。闘いに疲れて疲弊した心、その様な時にその様な暖かい言葉が私達を励まし勇気付けてくれます。とても暑い日が続くようになってきています。皆さん体調管理にくれぐれも気を付けてください。今日も一日闘いを元気に続けていましょう。皆さんありがとうございました。」 「サンケン電気前をご通行中の市民の皆さん、そして、サンケン電気に出勤中の労働者の皆さん、私たちに連帯するためにここに集まってくれた日本の仲間の皆さん、お早うございます。私はサンケン電気によって解雇された労働者キムウニョンです。インターネットのスマホの画面越しに見る天気がとても暑いように見えます。韓国は今季節的に見ると春と夏の間ぐらいです。サンケン電気によって私たちが職場を追われ、そして、路頭に放り出されて、私はテントの中で闘いを続けています。そして、このテントの中で春も夏も秋も又冬も越していきました。そして季節は巡ってまた夏がやってきています。2017年にサンケン電気は私達韓国サンケン労組と約束を行いました。そして、私達のみならずサンケン電気周辺にお住いの住民の皆さん方とも約束をしました。そもそも約束と言うのは何なのでしょうか。ある約束と言うのは1000トンの重さよりも重く、そしてある約束は鳥の羽1枚よりも軽い、こんな約束があるのでしょうか。ある人との約束は何が何でも守らなければならない約束でありまた、ある人との約束は反故にしてもかまわない。そんな約束なのでしょうか。約束と言うのは一度約束したらきちんと守るそしてその約束を守るために努力をする、それが約束と言うものではないでしょうか。企業の代表が行った約束と言うのは、これは個人の約束ではなく社会的な約束です。企業として一度交わした約束をきちんと守らなければ企業として存在する価値があるのでしょうか。確かに企業を運営する際には企業が苦しいときもあればそしてまた、業績のいい時もある。それはそうだと思います。その約束を守ると言う事はその企業にとって信頼につながります。信頼こそが企業運営にとって重要なことだと思います。地域社会にとって信頼、そして多くの人々に対する信頼がその企業を輝かせ業績をアップさせるのではないでしょうか。しかし、労働者を騙し、嘘ばかりつき続けて、そしてその様な信頼関係を損ねて行けばその様な企業と言うのは信頼されない企業になってしまいます。サンケン電気は答えなければなりません。サンケン電気と言う会社は本当に正直な会社なのか、と言う事に対してきちんと答えなければなりません。サンケン電気は隠れてこそこそ何をやっているんですか。サンケン電気は本当に信頼に基づく企業運営をやっているのでしょうか。サンケン電気は私達と約束したではありませんか。雇用に重大な問題が発生した時は労働者と事前に話し合う、そして労働組合と合意を行ってその合意のもとに手続きを進めると約束したではありませんか。これは私たちだけに行った約束なのでしょうか。私達が韓国社長とだけ約束したと言うのでしょうか。韓国の社長がこの様な合意書にサインをつくこの様な権限までサンケン電気は本当に与えていたのでしょうか。韓国サンケンの代表と言う人物がサンケン電気の本社の承認なく一つ一つの事柄を自分の意志で決めて、そして推進するようなことが出来たのでしょうか。100%資本を投下したのはサンケン電気本社です。そのサンケン電気によって任命された韓国人社長が一体自分の意志で韓国サンケンを廃業に追い込むと言う権限があったのでしょうか。これまで全ての労働組合と韓国サンケンと締結した労働協約や合意書や様々な文書にはサンケン電気の本社の承認なく一歩も前に進みなせんでした。韓国サンケンを廃業すると決定したのは取りも直さずサンケン電気本社の取締役会議でした。その取締役会議には当時社長であった現在の和田節会長が出席していた訳です。その承認のもとで韓国サンケンの廃業が決定され、そしてサンケン電気のホームページに韓国サンケンの廃業が掲載されたのです。今度の6月24日は株主総会が開催されます。この株主総会で和田節さんは会長職から退くと言う事を聞いています。会長職から退く前に、退任する前に韓国サンケンの事態に対して解決して退任することをもう一度要求します。高橋社長も現社長としてそしてまた、取締り役会の現場にいた人物としてこの事態に責任を取りこの韓国サンケンの事態を解決するために尽力しなければなりません。もう一度言います。韓国サンケンのこのすべての問題の解決できる権限はサンケン電気本社にあります。そしてまた、韓国サンケンを廃業した責任もサンケン電気にあると言う事。又2017年に交わした私達労働組合との合意書も書面上では韓国サンケンになっているか知れませんが、その責任の所在はサンケン電気本社にあると言う事をもう一度訴えます。そろそろ国境が開かれようとしています。私達が日本に行くのもそう遠くないと言う事、私達は実感しています。サンケン電気は直接私たちとの交渉に出て来なければなりません。そしてまた虚偽とでっち上げによって逮捕させ、そして長期拘留させた尾澤さんに対しても謝罪し、この問題の解決に当たり、また裁判でも尾澤さんが無罪の判決を勝ち取れるようサンケン電気が骨を折らなければなりません。サンケン電気に伝えます。私達韓国サンケン労働組合の組合員に残ったものは何もありません。残った物があるとしたらそれは怒りのみです。もう毎日をこの怒りで過ごしています。私達はこの怒りを誰にぶつけたらいいのか、私達はそのことを考えながら一日一日を過ごしています。連帯してくださっている日本の仲間の皆さん、皆さんがいるから私達の闘いがあり、私達の闘いがあるので皆さん方の闘いがあります。私達は一つです。皆さん元気に闘いを続けていきましょう。共に闘いましょう。トウジェン ≪6月2日 9時 志木駅前≫埼玉市民の会のメンバーのアピールからスタートしました。オンラインで韓国からの発言を頂きます。キムウニョンさんです。「志木駅ご通行中の市民の皆さん。そして今日も変わらずに私たちと連帯して集まってくださった日本の仲間の皆さんお早うございます。私はこの近くにある地元企業サンケン電気のグループ会社である韓国サンケンで30年以上働いていた韓国の労働者キムウニョンと言います。皆さんどうでしょうか、日本の市民社会は穏やかに過ごしていらっしゃるでしょうか。韓国ではコロナ禍でみんなの生活がとても大変になりました。物価は上がる一方です。そして、仕事は、私達はみんな首を切られたり、あちこちで苦しい生活が続いています。韓国では市民社会が少しずつ委縮してしまう、そして韓国の保守勢力が力を付けてきています。アメリカのバイデン大統領が韓国とそして日本を行ったり来たりして、そして韓国の社会も非常に不安定な状況が現れてきています。韓国では新しく大統領になった人物が、何かあればアメリカと一緒になって戦争が出来るようにしようとしていますし、日本でも日本の首相が憲法を改悪する、そういった道に踏み込もうとしているようです。そしてまた、日本は軍隊をさらに強化してほかの国に侵略できるようなそんな国になっていくように韓国からは見えます。今、中国とロシアそして朝鮮半島と日本、この東アジアの情勢が非常に不安定になってきています。そして、まるで戦争前夜のような様相になってきていると言う事に私達は考えをしていかなければならないと思います。来年は関東大震災100周年を迎える年になります。関東大震災の時には流言飛語によって、多くの日本にいる朝鮮人虐殺が行われました。この様なことを考えて私達日韓の市民・労働者が手を結んでいかなければならないと思います。私達韓国サンケンン労働組合の組合員はこのような情勢があるときにまた、韓国の様々な情勢が動くときに、いつも先頭に立って闘っていた労働者です。今はサンケン電気による不当な廃業と私たちに対する全員の解雇によって私達は解雇撤回闘争を余儀なくされています。しかし、この解雇撤回闘争、700日近いテントの籠城生活をやっている中でも私達はこのような東アジアの情勢を忘れずに何かあれば、一緒に闘うその様な体制を取っています。私達韓国サンケンの労働組合の組合員は誰よりも真面目に働いていましたし、そして、また、東アジアの平和、そして、世界の平和のために先頭に立って闘いを続けていた労働者です。この世の中には正義がなければなりません。そして、この世にはお互いに対する信頼と言うものが築かれなければなりません。どのようなことがあっても人間を中心に考えて行かなければなりません。だからこそ、人と人との約束は守らなくてはならないし、第一義に考えて行かなければならないことです。そして、約束が守れなかったその様なやむを得ない状況にあっても何とか約束を守ろうと努力すること、そしてまた、約束が守れなかったことに対しては恥ずかしく思わなければならないこれが普通の人間のある道だと思います。サンケン電気は私達韓国人労働者への約束、そして、日本の市民社会への約束を守らない会社です。市民社会との約束を守らない、そこで働いている人との約束も守らない、その様な会社が作る製品がどれほどきちんとした製品が出てくるでしょうか。日本の人たちが見ていないところでは、民族差別を行い、そして労働者に対しては弾圧を行う会社、それがサンケン電気です。市民の皆さん方からもこの地元企業、サンケン電気に対して抗議の声を上げてくださることをお願いします。6月24日はサンケン電気の株主総会が開催される日です。志木駅ご通行中の市民の皆さん、皆さん方からもサンケン電気の株主総会でこの問題が取り上げられ、解決に導けるように声を上げてくだるようお願いします。私達韓国サンケンに対する不法な廃業そして、私たちへの全員解雇が撤回されるよう声を上げてください。そして、逮捕させた尾澤さんへの謝罪を行い、そしてこの裁判で無罪が勝ち取れるよう、骨を折ることをサンケン電気に約束させるその様な事を皆さん方からも働きかけてくださるようお願いします。私達はサンケン電気が私達との話し合いに応じて、この問題が収まるまで闘いを続けていきます。私達韓国サンケンの労働組合の組合員、そして韓国の労働者はこの東アジアにおける戦争を防ぎ、決して戦争が起こらないよう闘っていきます。そしてまた私達は自分たちへの不当な解雇を撤回させるまで闘い続けていきます。その様な新しい覚悟を行っています。日韓の不幸な過去の歴史が精算されるように、そしてこの東アジアにおいて平和な世の中になるように日韓の市民社会が手を取り合って共に闘っていきましょう。そして、この闘いの中で私達韓国サンケンの労働組合の先頭に立ちます。皆さん方も共に東アジアの平和と日系企業の横暴を食い止めるとためにも共に闘ってくださることをお願いいたします。そして私達の闘いで勝利を作っていきましょう。勝利の下に皆さんと再びお会いできることを楽しみにしています。共に頑張りましょう。ありがとうございました。」「私は韓国サンケンのイヘミンと言います。毎週木曜日に私たちと連帯のために共に闘ってくださっている日本の仲間の皆さんにまずもって、お礼を申し上げます。志木駅ご通行中の市民の皆さん、皆さんの木曜日の朝のスタートどのようにスタートを切られたのでしょうか。出勤前の朝と言うのは慌ただしいものです。出勤前の準備をしたり、そして、家族のために朝ご飯を準備したり、そしてまた、身支度を整えたりと出勤前と言うのは何かと慌ただしいものだと思いますが、皆さん方は平凡なその様な日常の中の今日は木曜日の朝を迎えられたことでしょう。しかし、私達韓国サンケンの労働者たちは、解雇されてしまい、このような朝とはならなくなってしまいました。私達は出勤してくる多くの人たちに私達の状況を訴えるべく、街角に立って一人一人に話しかけています。暑い日が続くので帽子を被って、通りすがりの人にビラを渡しながら、またスタンディングをしながら私達の状況を訴えています。正直言って横断幕をもって立っていてもまた、プラカードをもってスタンディングをしていても通りすがりの人が出勤していくその姿を見ると自分たちも出勤して働きたい、働いていきたいとその様な思いが強くこみ上げてきます。私達は2年以上にもわたって元韓国サンケンの工場前でテントを張って座り込みを続けています。今やその韓国サンケンンの工場の主も変わって他の会社の看板が付けられてしまっていました。私達は短い人でも20年長い人では30年以上にもわたって、働き続けた職場です。私達の工場に今や入ることすらできなくなってしまいました。とても辛い気持ちでいっぱいですが、私達は決して諦めません。多くの人達は、会社はもうなくなってしまったのに、何を粘っているんだと思われるそんな方もいらっしゃるかもしれません。しかし、サンケン電気は韓国サンケンで働いていた人たちに対して会社が累積赤字でもう立ちいかなくなったと言う事を言って私たちを追い出してしまいました。サンケン電気は小さな会社ではありません。今や同業同種世界第8位を誇るグローバル企業に成長しており、そして、財務状況でもしっかりしたその様な会社です。その様な立派な会社なのに何故私達韓国の労働者だけが工場から追い出されなければならないのでしょうか。志木駅ご通行中の市民の皆さん、6月24日はサンケン電気、この地元企業サンケン電気の株主総会が開かれる日です。皆さん方もサンケン電気の前を通ることがあればただ通りすがるのではなくてサンケン電気に対して一言言ってやってください。私達韓国の労働者にも平凡な日常が取り戻せるよう、皆さん方からも声を上げてくださるようお願いします。皆さん方の小さな思いやり、そしてサンケン電気に対する抗議の電話一本、このようなことが私達には大きな力になります。私達韓国サンケンの労働組合の組合員は最後まで闘いを続けます。皆さん共に頑張りましょう。トウジェン 「志木駅ご通行中の市民の皆さん、私はヤンソンモと言います。私達は2020年の7月にサンケン電気のホームページで一方的に廃業すると言う風に通告され、21年の1月に解雇された韓国の労働者です。私たちに何の断りもなく相談もなく一方的に決められた工場の廃業でした。そして私達はこれを受け入れがたいので、また、こう言ったことを一言も相談もなく行われたと言う事に対して私達は闘いを続けています。私達に対する解雇、また韓国サンケンの廃業と言うのが不当でありそしてまた私達が受け入れがたいその様な内容なので私達はこのように毎週木曜日にこの地元企業のサンケン電気の本社、このサンケン電気本社に話し合いの申し入れに行き、その後からこの志木駅前に来て皆さん方にこのように訴えています。志木駅ご通行中の市民の皆さん、私達30年以上に渡って働いてきた職場です。私達の手あかにまみれた機械の有った職場です。私達が青春を賭けて私達の若さがそこに染み付いたこの様な工場から一方的に追い出されてそれをすぐに受け入れると言う訳にはいきません。私達はこのようなことを受け入れがたいので工場の前にテントを張って座り続けて、今インターネットでこの様に皆さん方に訴えています。でも私達の力だけでは足りません。そしてまた日本にも多くの労働組合、そして市民社会の人達が私達を支援してくださっていますが、その力だけでも足りません。多くの地元の人達、この新座市民の人達、志木駅ご通行中の皆さん方の支援があってこそ、この様なサンケン電気の不当なやり方が撤回できると思います。私達は行けるところはどこでも行きました。何かつてがあっても、つてが無くても飛び込んでいきました。私達はやれることは全部やりました。市議会議員、道議会議員、県議会議員、そしてまた、市長、国会議員にも会いました。そして私達の状況を説明し、少しでも尽力してくれるよう訴えていきました。やれることは何でもやりましたが、それでもまだ、撤回されていません。私達が韓国で出来ることはすべてやったと思います。そして、最近大統領選挙があり保守系の大統領候補が当選してしまいました。昨日は地方選挙がありました。私達労働者に友好的ではないその様な政党が優位に立って多くの票を獲得しました。私達は結局このサンケン電気が私達の解雇撤回するまで闘い続けるこの様な覚悟でいるのですけど、日本の仲間の皆さんと共に闘っていますがより多くの人の声が必要なので、ご通行中の皆さん方からもサンケン電気に対して声を上げてくださるようお願いいたします。6月24日にはサンケン電気の株主総会があります。私達を解雇しておいて、どんな株主総会になるのか分かりません。前社長であった和田会長は今は会長になっていますが、今度の株主総会で会長職も退任すると言っています。新社長の高橋広社長がこの問題を解決し私達と話し合いに応じなければなりません。そのためにも志木駅ご通行中の市民の皆さんからもサンケン電気に対して声を上げてください。志木駅ご通行中の市民の皆さん、皆さん方の中でサンケン電気の株式を少しでも持っている方がいらっしゃるかもしれません。その様な方は是非株主としてサンケン電気の株主総会に参加してください。そして、株主総会でサンケン電気はこの韓国サンケンの問題を何故解決しないのか、そしてこの問題を解決するために経営陣は何をしているのだ、と言う事を株主総会の中で、席上で発言をしてください。そして、一日も早くこの問題を解決できるよう皆さん方からも協力してくださるよう心からお願いします。私達は最後まで闘います。サンケン電気が私達の解雇を撤回するまで最後まであきらめずに闘います。志木駅ご通行中の皆さん方からももう一度お願いいたします。私達と連帯してくださっている日本の仲間の皆さん、だんだん暑くなってきます。健康管理に気を付けてください。皆で共に闘い続けていきましょう。ありがとうございました。」 ゆいの会の仲間たちによる歌です。サンケン太郎さんの歌、京浜ユニオンの仲間、明大生協労組の仲間からの発言でこの集会を閉め、池袋の東京営業所へ行く。 ≪6月2日正午 池袋東京事務所ビル前≫支援する会共同代表の渡辺さんの発言からスタート、続いて埼玉市民の会からの発言、オンラインで韓国サンケン労組からの発言、キムヒョンガンさんです。「サンケン電気による韓国サンケンの偽装廃業に抗議して闘っている私達、サンケン労組に連帯してくださっている日本の仲間の皆様、今日もお会いできて嬉しいです。私は韓国サンケン労組の事務長をしていますキムヒョンガンです。だんだん暑くなってきていて、もうすぐ夏が来るんだなと言う事が感じられるような最近になってきています。画面上から見える皆さんの姿も少し暑そうに見えます。皆さんの連帯の熱気が夏の日差しのようにとても暑いです。皆さんの熱気を受けながら我々韓国サンケン労組の仲間たちはソウルで、昌原で今日も闘っています。池袋ご通行中の市民の皆さまこんにちは、皆さん、お友達とか楽しいランチの時間とは思いますけど、この様にお騒がせしてどうもすみません。そして食事が終わりまして会社に戻る途中の皆さまも少し足を止めていただいて、私達の話を聞いていただけたらと思います。私はサンケン電気が100%投資している子会社で韓国サンケンの労働者です。2005年に入社して韓国サンケンのために働いてきました労働者です。サンケン電気は子会社である韓国サンケンを偽装廃業いたしました。累積赤字が多いためだと言う理由で韓国サンケンを偽装廃業いたしました。韓国サンケンは本社よりも多くの物を生産してきてサンケン電気に届けてきた会社です。サンケン電気の経営陣の無理な計画によって韓国サンケンは被害を被ってきました。その様に投資のミス、経営判断の失敗が韓国サンケンに大きな損害をもたらしました。工場を廃止したり、構造調整、とか整理解雇とかとても辛いことが沢山ありました。5年前生産職を中心とした整理解雇を断行しました。韓国サンケンの労働者達は日本に遠征闘争をしました。日本の市民の皆様と連帯してついに整理解雇を撤回させました。復職をしながら私達は合意書を作成しました。工場の再建のために支援すると言った約束をしたんですけど、結局、具体的な策を講じないで累積赤字は膨らんでいきました。そして雇用に重大な問題が生じたときには必ず事前に労組と話し合いをする、協議をすると言う約束をしたのですが、それも破られてしまいました。韓国サンケンの労働者たちは会社側がしんどいならば自ら進んで1年数か月の間休業しました。そうすると自分たちの賃金は下がるんですけれど、これも会社を守るためだと休業に踏み切った訳です。しかし、復職の直後三年後に再び累積赤字が増えたとそれで偽装廃業と言う事になりました。サンケン電気のその様な決定に従うことは出来ない、納得できないので私達は今まで闘い続けています。サンケン電気が約束をした工場支援と言うのは一体どこに行ったのでしょうか。生産すれば赤字が出るその様なことでは工場を再建することは出来ません。復職した時も工場内には十分な設備がありませんでした。設備がないと言う事はこれはサンケン電気が工場を再建する気がないと言う事です。正しい設備投資をしてこそ工場はまともに稼働します。そして雇用に重大な問題があれば事前に必ず協議して合意すると言っていたにもかかわらず、サンケン電気は何の告知もなく突然ホームページで廃業を発表しました。そして韓国の廃業に関しては1年かけて経営陣と話をしたんだと主張しています。これは廃業のダメージを最小限にするためにずっと労働者と話をしてきたと言うのです。それはサンケン電気の本社の労働者とは話し合いをするにもかかわらず、48年間韓国で莫大な利益を上げてきた韓国の労働者達とは一度も話をしてきていない訳です。サンケン電気は韓国サンケンの労働者に嘘をついてきたわけです。韓国サンケンの代表理事はこの廃業は知らなかったと言うのです。何故そんなことが分からないのだと大きく失望しました。韓国サンケンに対して差別蔑視するこの様なサンケン電気は会社のモットウとして自分達は労働者を大切にすると言うのです。その様に自らが作ったモットウで、人を大切にする、労働者を大切にすると言うようなことを自ら破るようなサンケン電気の経営者達の道徳心に対して、私達は強い疑問を抱きます。サンケン電気は韓国に子会社があるのに別な所に160億ウヲンと言う多くの資本をかけて工場を作りました。よその工場に投資したりする資本があるのであればそれは真っ先に韓国サンケンに投資すべきです。韓国サンケンは韓国の中で外国人投資企業として位置づけられています。投資だとか税金の優遇だとか様々な優遇を受けてきた企業です。韓国サンケンの工場は何と1坪90円ぐらいと言う安さで買い取って大きな利益を受けてきたのです。他の工場にまわした160億もの資金があれば韓国サンケンの廃業はなかったはずです。赤字であった企業が黒字に回復させるようなその様な機会をサンケン電気は与えませんでした。サンケン電気は韓国サンケンの廃業の理由を累積赤字と言うように言います。累積赤字を生み出したのは労働者のせいではありません。労働者はただただ現場で働いて汗をかくと言う事が自らの任務です。会社をうまく経営していくのは経営者の責任です。にもかかわらずサンケン電気は韓国サンケンの累積赤字の責任を労働者のせいにしたのです。例を言うと経営がうまくいっている食堂があります。食堂はメニュウをいろいろ開発する必要なく、うまく経営しています。しかし食堂経営に赤字が出来て廃業せざるを得なくなります。しかしその廃業する責任は食堂の社長にあるのであって、その従業員にあるのではありません。韓国サンケンの廃業の責任が労働者にあると言うのは本当に矛盾した話です。韓国サンケンの代表理事は韓国サンケンの廃業の理由は労働組合のせいだと言っているのです。そして、5年前に整理解雇で復職した労働者たちが戻ってこなければ韓国サンケンは残っていただろうと言うのです。サンケン電気がこの様な形で労働者を守る責任があるにもかかわらず労働組合のせいで廃業すると言うのは社会的な糾弾を受けざるを得ません。そして、労働組合があると言う理由が廃業すると言う理由にはなりません。サンケン電気はこのように韓国サンケンの労働者に多くの弾圧を加えてきました。会社に通いながら整理解雇を数回受けるその様な事は聞いたことがありません。この様なこと全てがサンケン電気が韓国サンケンの労働者にしてきたことです。自分の利益を守るために、私たちに連帯して行動してくださる日本の市民に対してありもしない暴行のレッテルを張って逮捕すると言う暴挙に至るのもサンケン電気のやり方です。力のない労働者に対して手を差し伸べてくれる市民の方に対して警察を使って暴力を加えてくると、その様な蛮行を行うのです。サンケン電気はこのような市民の方に対してあらゆる努力をしてその方の無罪を勝ち取るよう努力しなければなりません。サンケン電気の経営者に申し上げます。この様な形で韓国サンケンの問題が長期化するのは誰にとっても得にはなりません。多くの人々が幸福に暮らせるように懸命な判断をしてくださるようにサンケン電気の経営者にお願いいたします。今日も韓国サンケンの偽装廃業撤回に向けて共に闘って下さる日本の皆様に感謝いたします。日本の皆様の連帯に対して心の底から感謝の気持ちを抱いております。暑くなってきました。どうぞお元気でいてください。ありがとうございました。」 この後日本側から、尾澤孝司さん、ユナイテッド闘争団、山日労、韓青同が発言し、藤久ビル7階に向けてシュプレヒコールを上げて終了。 Created by staff01. 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