関生連帯元旦行動に400人!
――闘う労働運動への弾圧許すな――
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連帯ユニオン関西生コン支部を支援する元旦行動が
1月1日の朝から大阪府警本部前で有った。
元日の朝からの行動に全国から約400人が集まった。
私の属する
「関西生コン労組つぶしの弾圧を許さない東海市民の会」
(関生東海の会)からも4人参加した。
参加者は、
闘う労組への刑事弾圧を
労働者と市民の連帯の力で跳ね返していく決意を固めた。
関西生コン支部の被弾圧当該も
去年12月に保釈条件が緩和され、
元旦行動に合流できる環境が整ったとの報告が
行動冒頭に有った。
同じ組合員とも接触が出来ない、
そんな攻撃を打ち破っての元旦行動を
実現できたことに
大きな拍手がわき起こった。
加茂生コン事件で去年、
高裁で無罪判決を勝ち取った当該労働者も
関西生コン支部の湯川裕司委員長と共に
マイクを握った。
当該労働者は、
これまでの支援へのお礼と共に、
最高裁での完全勝利に向けた更なる支援を
呼びかけた。
湯川委員長は、
「皆さんの支援と協力を得て
無罪判決は勝ち取れても、
組合員が半年以上も勾留されて、
社会的立場も失った。
時間もかえってこない。
関西生コン支部は、
組合員一人一人が主体性を持って、
関生支部を再度前進させてゆく。
支援団体の皆さんとしっかりと協調して
前へ進んでいく」とあいさつした。
行動には去年、
れいわ新選組から衆議院議員に当選した
大石あきこさんも参加した。
これまでも毎年、
この元旦行動に参加してきた大石さんは、
「元々悪いことをやってなかったのに
犯罪者扱いされて人生ムチャクチャにされて、
それで『案外無罪やったわ』と言われても
取り返せないものが一杯有る。
『どないしてくれるんや』という話だ」と語った。
そして、
「現場で闘う労働運動をやってくれる労働組合は
日本の社会全体の宝だ。
今、
『批判ばっかりでは』うんぬんという
訳の分からないレッテルに負けて、
闘うべき人々がどんどん闘わなくなっている。
そのような中で、
これだけの人が今年も元気に闘おうと集まった。
今年こそは、
みんなが無罪を当たり前に勝ち取って、
汚名が晴らされるという
本当の勝利をしていきたい」と思いを述べた。
関生東海の会の柿山朗事務局長は、
去年12月12日に名古屋でも取り組まれた
関生連帯全国同時アクションの様子を報告した。
そして柿山さんは、
「東海の会はこれからも全力を尽くして
連帯ユニオン関西生コン支部と連帯して
闘っていく」と表明した。
なかまユニオンの井手窪啓一執行委員長も
連帯のあいさつに立ち、
「なかまユニオンが支援してきた
L.I.A労働組合の仲間も、
偽装請負事件で東リに直接雇用を命じる
高裁判決を勝ち取った。
最高裁でも勝利し、
5人を必ず職場に戻す」と力強くアピールした。
参加者約400人は、
大阪府警にシュプレヒコールを行なうなどして
連帯ユニオン関西生コン支部への刑事弾圧に
抗議した。(酒井徹)
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Last modified on 2022-01-01 20:57:36
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