一人の首切りも許さない!〜JAL争議団を先頭に第178回東京総行動
「一人の首切りも許さない 権利はゆずれない」をスローガンに、10月29日(金) 第178回東京総行動が取り組まれた。スタートは8時45分総務省前。以後→厚生労働省→日本製鉄→JAL本社前に到着した。JHU委員長の山口宏弥さんも先頭に立って参加した。(報告=宮川敏一)
◆JAL本社前行動 12:25
午前中の最後となるJAL本社前行動。総行動部隊は、モノレールなどを乗り継ぎ、天王洲アイルにあるJAL本社に着いた。司会者の進行で、大森全労協東京議長が宣伝車に立ち、4人の支援者と乗員争議団が決意を述べた。
◆大森さん
「統一行動日に結集した皆さんお疲れ様です。あらゆる差別にも抗して勝利する皆さんの力があればこそ前進があります。JAL本社前行動は5度目の行動となります。JAL争議団も11年目に入り勝利を目指し闘っています。この間、社長は早期の解決を口にしてきた。社長が解決を言うときは、労務担当が素早く進めて手はずを取る、ところがJALはやらない。とんでもない会社だ当事者とともに支援の輪を広げ、争議解決のため頑張りましょう」
◆柚木さん(支援する会)
「こんな理不尽な解雇は許せないと支援を続けてきました。この間、コロナで闘いができない課題がありました。1日も早い解決をめざして、争議団は一致して頑張る決意でいます。会社はこの争議を解決したいと言ってから3年も経った。まさに経営者の能力が無いと言うことです。普通は解決言えば半年ぐらいで、解決をするものです。マッチングで解決はできない。1日も早い解決をめざし支援の輪を広げましょう」
◆関口さん(交通ユニオン)
「JALは毎回々々要請団を極めて不当な扱いをする。誠意ある受け入れる姿勢を見せない。JALに思いをぶつけましょう。シュプレヒコールで「JALは要請団を受け入れろ!争議を解決しろ!誠意ある態度を示せ!」と訴えた。
◆寺尾さん(ネットワークユニオン)
「真っ赤だな♪」の歌で支援の思いとともに闘う決意を示した。
◆決意表明(斎藤乗員事務局長)
◆大森議長の挨拶を終えると寺島全労協東京事務局長を先頭に、5人が代表して「早期の解決」の要請文をJAL本社玄関口で待つ、労務係に手渡した。しかし、相変わらずの無礼な対応に、強く抗議をした。
【閉会】
閉会では、車上からの音頭でシュプレヒコールが行われた。「争議団は団結してガンバロー!」。
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Last modified on 2021-10-29 21:24:31
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