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軍事政権反対、アウンサンスーチー氏の釈放もとめて〜 在日ミャンマー人が大規模デモ

動画(6分)

 2月1日、ミャンマーで軍事クーデターが起きた。国軍が権力を掌握し、アウンサンスーチー国家顧問やウィンミン大統領を逮捕・拘束した。インターネットは遮断され、ニュース放送局の放送も中止された。しかし国内外の民衆はすぐに立ち上がった。日本でも在日ミャンマー人たちが連日、声を上げているが、2月14日昼には、東京・渋谷で大規模なデモが行われた。参加者は全員マスク姿だが、そこには大きく「×印」がついていた。軍事政権ノーの意志表示だ。

 記者は、日本で働く25歳のミャンマー女性にインタビューした。「国に家族や友人がいてとても心配だ。FBも禁止されていて夜は安全でない。心配で眠れない」という。「国軍はテレビをコントロールして間違った情報を流しているが、私たちはクーデターを認めていない。そのことを世界の人に知ってほしいと思って、みんなで集まった。とにかくアウンサンスーチーさんを釈放させたい。そして民主主義をとり戻したい。できることは何でもやるつもりだ」と語っていた。

 ある男性のグループはハチマキ姿で、そこに「CDM」と書かれていた。意味を聞くと「Civil Disobedience Movementの略で、市民的不服従運動」のことだった。実際、このデモの正式名称は「ミャンマー軍事クーデターに抗議する非暴力的な活動・デモ行進」である。非暴力に徹したその姿勢にとても共感した。

 ほとんど全員がミャンマー人だが、「JAMゼネラルユニオン」の旗をもって激励している人たちがいた。代表に聞くと「JAM(ものづくり産業労働組合)」はミャンマーの民主化の応援を長年やっていて、傘下の組合(ゼネラルユニオン)ではミャンマー労働者も組織しているという。

 デモ隊は、「アウンサンスーチーさんの即時解放を要求する」の言葉とスーチーさんの顔を大きく掲げたプラカードを手に、渋谷の繁華街を練り歩いた。沿道の関心も高かったが、ある場所に手書きのプラカードを示している二人連れの日本人がいた。

 そこには「ビルマ人がんばれ!軍事政権にまけるな!」と書いてあった。それに気付いたデモ隊のミャンマー人たちは「ありがとう、ありがとう」と手を振って、本当に嬉しそうだった。記者も心が和んだ(M)

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*以下は本日(2/14)のフェイスブック転載情報。現地の様子がわかります。

軍事政権の恐ろしさー現地情報

 今、ミャンマー(ヤンゴン)にいる友人からです。少し長いですが読んでいただければ有難いです。これ(軍のクーデター)を許せばいつどこで(タイではすでに、)同じようなことが起こってもおかしくありません。

【日本人駐在員に聞かれた! 軍事政権ってそんなに怖いもの?】
   回答! 皆さんに説明するとかなり長くなります。軍事政権になると何かあっても拘束されるし、刑務所に入れられます。。彼らには法律なんてない! 毎日鍋叩くのも違反、ロウソク付けるのも違反、何かを書いたり発信したりするのも違反、デモに参加するのも違反、海外に情報流すのも違反、赤の旗を家に出して見せるのも違反、お医者さんがCDMに参加するのも違反、大衆の前にスピーチするのも違反です。指3本サインするのも違反です。だから、何かの反抗行為はすべて違反です。今選挙委員会のメンバーたちを拘束するだけじゃなくて、選挙を管理する先生すべて拘束しようとしているから逃げています。

 今日夕方からお医者さんや学生リーダーたちも次々と拘束されています。どこに連行され、何をされるかいつ釈放して くれるか分からない。連絡もできない! 2007年に行方不明になって殺害された人は大勢います。デモのリーダーたち、若者たちも次々と拘束されています。夜中に連行しに来ます。

 ソーシャルメディアに投稿するぐらいはちっぽけな行為です。私たちはいつ掴まれてもおかしくないし、別に何も感じません。ただ、自分たちだけじゃなく家族たちまで拘束されたり、海外行く時行けなくなったり、財産取られたりするからそれだけ気を使っています。

 私たち道にデモしている若者たちはそれを理解した上に、自分たちの未来のために頑張っています。これがスーチーさんが教えてくれた Free from Fear〔怖さを越えて〕です。私たちは毎日怯える、脅かされる生活には消して戻りたくないです。貧しい教育制度、悪い健康環境に戻りたくないです。海外で安い給料で出稼ぎの仕事はもうしたくないです。ミャンマー人として堂々と誇りを持って生きていきたいです。

 日本の皆さんはそれをはじめてこんな時に遭遇しているのです。怖さ知らないだけです。なので軍隊の上には法律なんてないです! #FightforDemocracy コピペして共有してくれたら嬉しいです。


Created by staff01. Last modified on 2021-02-15 10:28:16 Copyright: Default

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