札幌市中心部に中曽根「国葬」批判の立て看板登場 | |
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中曽根康弘元首相の豪華「1億円国葬」の翌18日、札幌市中心部・大通公園で「さようなら原発北海道集会」が開催。終了後引き続き、野党共闘に取り組む各政党の街宣活動が行われた。 その大通公園のど真ん中に登場した立て看板。「国鉄職員200人を自殺に追い込んだのは中曽根康弘です」と堂々書かれている。週末、道行く人々の興味を引いていた。 北海道では、つい先日も日高本線の廃止が決定的になった。対象は鵡川〜様似、116.0kmもの長大区間だ。「本線」の名称を持つ路線の廃止は国鉄末期の名寄本線以来となる。毎年のようにローカル線が消えていく北海道では、国鉄分割民営化の悪夢は今なお続いている。 道民が存続を望んでいた鉄路は無理やり剥がされ、要らないと拒否したはずの核のごみは押しつけられる。これはいったい誰のせいなのか。元凶をたどっていくと、両方とも中曽根康弘だ。 今、国立大学法人への弔意の強制をするなと、各地で反対の声が上がっている。もちろんそれは大切なことだが、強制以前に私はこんな男を追悼すること自体に反対である。 新自由主義を推進し、英国を壊した鉄の女・サッチャーの葬儀で映画監督のケン・ローチは言った。「彼女の葬儀は民営化しよう。それこそ彼女のお望みだから」と。いま私は同じことを言いたい。「中曽根のお墓は民営化しよう」と。お墓が赤字になったら廃止すればいいのだ。北海道民がどんなに望んでも存続できなかった鉄道路線と道連れに、人柱にでもなればいい。 (写真・文:黒鉄好) Created by zad25714. Last modified on 2020-10-19 23:41:12 Copyright: Default |