「お金がない、体が痛い」/困窮する外国人のための大相談会開かれる | |
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「お金がない、体が痛い」〜困窮する外国人のための大相談会開かれる11月1日、埼玉県の川口駅東口にある「キュポ・ラ広場」は午前10時から、広場いっぱいにテントが張られていた。そこで、仕事や生活に困っている外国人のための「大相談会」が開催された。蕨・川口には在日クルド人が多く3千人から4千人住んでいるという。トルコなどから逃れてきたクルド難民は「非正規滞在」ということで、10万円の定額給付金からも外された。市民団体「反貧困緊急ささえあい基金」などの支援を受けて、まさに命をつないでいる状況である。
クルドを知る会代表の松澤秀延さん(写真上)に話を聞いた。「今回初めて大規模な相談会ができた。かなり数のクルドの人がドッと来ていると思う。さまざまな相談が多いが、一番はお金がないこと。医療では、歯が痛い、体が痛いなどせっぱつまった相談が多い。在留資格のある人はいいが、半分近くはビザがなく働くこともできない人たち」。ではどうしたらいいのだろう。松澤さんは「ビザの問題を解決することが第一歩。そのためにも実状を広く知ってもらい、政府を動かし公的支援・難民認定などにつなげていきたい」と語った。(M) ↓相談風景(クルドを知る会提供) Created by staff01. Last modified on 2020-11-04 10:30:42 Copyright: Default |