「命より大切な契約書などない」〜セブンイレブン店長が上京し、直談判 | |||||||
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「命より大切な契約書などない」〜セブンイレブン店長が上京し、直談判2月27日、セブンイレブンのフランチャイズ加盟店・東大阪南上小阪店のオーナー、松本実敏(みとし)さんが上京。本社を訪れ、窮状を訴えた。20分ほど待たされたあと、渉外部とオペレーション本部の担当者が対応。10分ほど話をし、要望書を手渡したという。 松本さんの店は人手不足などを理由に、営業時間を朝6時から25時までに短縮した「19時間営業」を2月1日から始めた。セブンイレブン本部は「24時間営業に戻さないと契約解除」と通告。約1700万円の違約金の請求と、強制解約を提示されたという。 はじめて本社を訪れた松本さんは「今日は店を離れるため、実は一睡もしていません。昨夜、前もって仕事をこなしてきました。社員と店長にお願いし、いつもより長めにお店に入ってもらっている。スタッフには理解してもらっています。他の加盟店オーナーも、私と同じように、生きるか死ぬかの瀬戸際にいる方がたくさんいます。無理はしなくてもいいですが、余力のある方は、一緒に立ち上がってもらいたい。私も一緒に、たたかいます。命より大切な契約書なんて、ありますか? 命を捨ててまで、24時間店を空けておく必要はまったくありません」と語った。翌朝も5時から店で働くという。 持参した要望書には「この先、オーナーだけでなく、セブンイレブン自体が滅びてしまうことが、見えていらっしゃるのか否か? 人の命と契約とは、どちらが重いと思ってられるのか?」と記されていた。古屋一樹社長本人による書面での回答を、10日以内でもとめている。 この日、コンビニ加盟店ユニオンもセブンイレブン本部に団体交渉を申し入れ、営業時間短縮についての話し合いを求め、衆議院会館にて記者会見を開催。2時間にも及んだ会見には、松本さんも参加した。(土屋トカチ) ・弁護士ドットコム https://www.bengo4.com/c_5/n_9300/ Created by staff01. Last modified on 2019-02-28 21:55:12 Copyright: Default |