笑い茸 ２０１８年１１月　No.91

2018.11.27 経産省前・朝ビラとして配布

識ったのは醜い日本　実習生
徴用工いま技能実習生
本国にない除染作業に実習生

押しつける負担軽減目も見ずに
日本とは思っていないこの仕打ち
辛い目に遭わせた歴史見ぬヤマト

景気いい無駄も承知の事故処理費
東海の風向きいのち幾千万
汚れずに済んだ大地が揺れている

いま気がついたように平目が騒ぎ出し
拳あげ国会前の古希傘寿
駆けつけた怒り羊の柵の中

会談と思えば兵器買いツアー
天高く誰か肥やしてオスプレイ
議事堂に真っ赤な嘘のつるし干し

外は雨今日は漏らない靴を履き
老骨に寒気しみいる奇数月
メニュー見るポッケの中のワンコイン

「笑歌」

水の星賛歌

丸い地球は水の星
真ん中とおるは赤道で
北極南極さむいけど
白熊ペンギンくらす星

地球に生きてるいきものは
お金やお城があったって
頭がどんなによくたって
水がなければ生きられない

水を汚しつづけても
自然がきれいにしてくれる
自然をこわしつづければ
水はもとにはもどれない

Glory, glory, union!
Glory, glory, union!
Glory, glory, union!
union is marching on.

世界は働く人がいて
食べもの着るもの手にはいる
雨風しのぐ家だって
つくっているのはおれたちだ

土地がいくらあったって
機械がいくらあったって
働くおれたちいなければ
世界はすこしも動かない

地球は青い水の星
おいしい料理も酒もある
輪になり楽しく歌うなら
だれが戦争するものか

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