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女性の人権・平和の未来をひらくために/3.28水曜行動レポート
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女性の人権・平和の未来をひらくために〜3.28水曜行動レポート

 3月28日のお昼、初夏のような暑さの中でしたが、「日本軍『慰安婦』問題の解決は、女性の人権・平和の未来をひらく!」をアピールする第8回目の「水曜行動in新宿」が行われました。いろいろなボードを掲げ、小さなチラシの配布に合わせて、マイクリレーが始まりました。

 国会での「森友」問題では、市民の怒りが高まるなか、安倍首相は事実を認めず、公文書改ざん問題で佐川元理財局長に証言拒否を乱発させて、自らの責任を回避、「疑惑」から逃げ回っています。そして同じように安倍首相は、日本軍「慰安婦」問題でも、事実を認めず、「慰安婦はいなかった」と歴史を改ざんさせ、2015年12月の「日韓政治合意で不可逆的に解決した」として、この問題からも逃げ回っているのです。

 真の解決は、「真相究明・謝罪・賠償・歴史教育」をしっかりとやりきること、そしてそれは、何よりも被害当事者が心から納得できるものでなければなりません。また、この日本軍「慰安婦」問題と同様の「戦時性暴力問題」は、その後も世界中で起っており、今、日本でも多くの女性の人権が傷つけられています。過去の問題というばかりではなく、現代の問題であり、また未来の問題でもあるのです。

 この日のスピーカーはそれぞれの言葉で、特に通行する若者に訴えかけていました。まさに「他人事ではない」のです。だからこそ、真の解決をしなければなりません。

 街行く人々の反応はまだまだですが、海外の青年たち数人がわざわざチラシを取りにくるという感動的な場面もありました。マイクでは初めて参加された方もおられて、1時間、心からの訴えかけが続きました。

 もっともっと、この声を広げていかなければなりません。終了後、次回から、音楽も流しながら、踊りもあったりする、賑やかなものにしようと、みんなで話し合いました。

 次回の水曜行動、4月18日(水)12:30〜13:30、新宿西口・小田急百貨店前です。みなさんの参加をお待ちしています。「慰安婦」問題の解決をめざして、粘り強くがんばりましょう!〔喜多村憲一〕


Created by staff01. Last modified on 2018-03-30 00:07:11 Copyright: Default

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