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「週刊金曜日」ニュース:創刊24周年 憲法特集
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_________________________________________________________『週刊金曜日』

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         ★憲法キャンペーン スタートします★
         

           http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3831
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事

■創刊24周年 憲法特集

安倍晋三首相は総選挙で改憲を積極的に語ることはなかったが、
改憲派多数議席を背景に、改憲論議を進める方針は間違いない。
ただ、立憲民主党の躍進は計算外だったろう。
同党の立党、共産党の67選挙区候補者取り下げなどの
野党協力は「市民と野党の共闘」が生んだものであり、
立憲主義を求める市民の声が改憲論議に影響を与えることは確かだ。
日本国憲法は日本に住む私たち一人ひとりのものであり、
内閣や国会のものではない。首相や内閣が勝手に解釈を変えたり
改憲内容を決めたりすることは許されない。憲法を私物化している
安倍政権から憲法をとりもどす。私たち市民の手に。


●安倍総裁提案の「9条改正」、与党内にも異論
改憲のゆくえ、先行き不透明 「3分の2」首相を誰が止めるか
西谷玲

総選挙が終わり、新勢力で国会が始まった。その新勢力では、憲法改正に前向きな人たち
の議席数が、憲法改正発議に必要な「3分の2」を超えた。しかし、数はそうでも、実態
を見ていくと、先行きはかなり不透明だ。


●政治と憲法と市民──これからの「壊憲」阻止の闘い
市民のための政治を築き直す
対談 植野妙実子×中野晃一

突然の解散による今回の総選挙は、再び自民党の圧勝を許した。だが、今後の安倍政権に
反撃する上で評価できる点もあった。特に、立憲民主党の結党とそれに連携した市民の動
きは、今後の闘いにとって大きな意義を残した。2人の気鋭の学者が、新たな対抗軸の形
成を語り合う。


●緊急事態条項──大震災を体験した自治体首長が知る中央集権の怖さ
「3・11」は「緊急事態条項」の無意味さを示した
井戸川克隆

改憲派は、「緊急事態」が起きたら中央に権力を集中させるべきだと主張する。だが、原
発事故や大規模な自然災害への対処の基本は、現地自治体への権限移譲だ。実際に大震災
を体験した福島の自治体首長は、地元自治体に権限を集中させなければ住民の命にかかわ
ると指摘する。


●緊急事態条項──「災害に備えるため」はウソ
知る・伝える・笑う 権力と闘うために
おしどりマコ×辛淑玉

安倍政権が憲法に書き込みたい「緊急事態条項」。ひとたび緊急事態が宣言されれば、情
報も財産も政府が握り、国の都合が何よりも優先される。「災害時」を名目にした「緊急
事態条項」がいかに命と人権をおろそかにするものか、そして改憲勢力とどう向き合い闘
っていくか、災害と抗いの現場をよく知る2人が語り合った。


●「憲法カフェ」@金曜日
「憲法をとりもどす」のはどっち?
『週刊金曜日』女子会(黒澤いつき×竪十萌子×弓削田理絵)

憲法は、時代に、現実にあっていない!? 本当でしょうか? 今回は、ついに“本家本元”
あすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)メンバーによる
「憲法カフェ」を『週刊金曜日』で開催しちゃいました。


●憲法を撮る 15条/21条/41条
亀山ののこ




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 【2】  編集長後記

 
 安倍政権には、ここにいたっても驚くことばかりだ。国会での与野党質問時間の配分比
を検討するという話だ。野党の質問時間を減らして、政権にとって都合が悪い質問をさせ
まいということか。これには立憲民主党の長妻昭議員がツイッターでも猛反発。「自民党
が野党時代、強力に要請をして今の配分比となった。野党の質疑時間を減らす姑息な試み
は止めて総理の言う丁寧な説明に努めてもらいたい」と批判している。

 特別国会も当初は首相指名や議席の指定という型通りのものだけに収める予定だったが
、さすがにそれでは批判がかわせないということで与党側は検討をしているという。

  開票センターでの首相の憮然とした表情の意味がようやく理解できた気がする。第一野
党が立憲民主党であることが、気に入らないのだろう。国会の場で突き上げをくらうのが
怖いということか。

 しかし、そういう安倍首相をいまもかつぐ人たちの打算こそ、私は怖い。最新調査で、
安倍首相の不支持率が支持率を上回っている。(小林和子)


(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】11月10日(1160)号予告


【第1特集】
京都の「防衛レーダー」も関連
トランプ=アベが朝鮮危機をこじらせる

●トランプ来日に込められた日米の思惑

●丹後Xバンドの本当の危険 成澤宗男

【政治】
●11・3国会議事堂包囲 市民の声を聞け! 薄井崇友

【第2特集】
アベ政権に野党はどう挑むか

●独占インタビュー 枝野幸男・立憲民主党代表
「下からの政治を目指す」

●〈立憲民主党〉阿部知子・衆議院議員インタビュー
「改憲のうねりに対し、いったん立ち止まり、『主権者の熟議』という歯止めを
かけた意味は大きい」  聞き手/まさのあつこ

●〈希望の党〉玉木雄一郎・衆議院インタビュー
戦争法と9条改憲を容認するのか

●吉田忠智・社民党党首インタビュー
老舗の党としてどう訴えていきますか

●升永英俊弁護士に聞く
違憲状態の選挙で当選した国会議員は、国会活動の正当性がない 聞き手・畠山理仁

【選挙結果】
●3勝1敗「オール沖縄」の敗因?
宮古島市の革新は、本当に負けたのか
石嶺香織

【連載】
●ぶれない・あきらめない・おそれない 大能清子
かつては強制、今は「日の丸・君が代」強制に反対する教員

【連載】
●満腹の情景 食べ物が食べる自給率 木村聡

【メモリアル】
●1967.11.12から50年
ベトナム戦争に反対して焼身自殺を遂げた由比忠之進さんが問いたかったこと
 
【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         宇都宮健児
●犬の遠吠え 花に風    落合恵子
●初めて老いった!?    石坂啓
●俺と写真                本多勝一
●新・政経外科            佐高信
●ペンと剣 マイケル・ペン
●トイレの視点 加藤篤(日本トイレ研究所)
●話の特集  矢崎泰久、中山千夏、松元ヒロ、小室等



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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php

★21世紀に『資本論』をどう生かすか

著者:鎌倉孝夫・佐藤優 2200円+税 四六判上製 288頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002411.php


『資本論』1巻刊行より150年。
いまの社会問題の根本がどこにあるかを考えるためにマルクスの『資本論』は最強の武器
であり続けている。
ただし『資本論』は革命の手引書ではない。一般向けの講義をまとめた本書は、資本主義
の内在論理をあきらかに
するとともに『資本論』の誤読されやすい部分をていねいに説きおこす。


★軟骨的抵抗者
演歌の祖・添田唖蝉坊を語る

著者:鎌田慧・土取利行 1200円+税 四六判並製 176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002364.php

明治大正すごい演歌師がいた。

明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の祖、添田唖蝉坊(1872─1944年)。風刺
やユーモアに満ちたその歌は貧困が拡大する現代の世相に響き合い、いまも人々の心にし
みいる。そして「ストライキ節」「ラッパ節」など多くの人が一度は聴いたことがあるメ
ロディーは数知れない。「正調」唖蝉坊を歌い継ぐ土取利行と明治の社会運動に詳しい鎌
田慧が語り合う。



★検証 産経新聞報道

『週刊金曜日』編 1500円+税 四六判並製 336頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php


安倍政権応援メディアの正体

「慰安婦」も南京大虐殺も沖縄の集団自決も、みんな事実ではない──こんな暴論を書き
続けてきた『産経新聞』。
同紙をウォッチしてきた学者やジャーナリストが事実をもって反論する。

〔主な内容〕
○『産経新聞』の“戦歴”、「歴史戦」の過去・現在・未来
○「慰安婦」報道で完膚なきまでに打ちのめされた
阿比留瑠比編集委員
○フェミニズム・男女共同参画へのバッククラッシュ 
○安部政権の沖縄政策を混乱させている『産経』 
○日本会議との「浅からぬ関係」
○続出する産経流「捏造記事」一覧
○『産経新聞』OB座談会



★ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

著者:浜六郎  1800円+税 四六判並製 432頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002330.php

その薬は必要?不要?危険?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析し解説する。2
012年発行のベストセラー『新版 のんではいけない薬』に増頁大幅改訂。2色刷り、簡
単・便利な索引つき。




★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内


★日中戦争80 年共同キャンペーン学習会のご案内

「日中戦争80年共同キャンペーン」では、今年12月まで月1回の学習会を企画しています
。ぜひご参加下さい。12月の学習会は追ってご案内いたします。


○11 月26 日(日)18 時15 分〜 @文京区民センター2-A 室

日中戦争時のプロパガンダ(仮題)
〜広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか〜
参加費;800円
講師;早川タダノリさん(フリー編集者)

「旅行やお菓子や化粧品や薬、婦人服や信仰、結婚、出産、学校、職場、
ラジオ体操から受験勉強、などありとあらゆるところまでプロパガンダが
あふれていた」(早川さんの著書『神国日本のトンデモ決戦生活』帯より)
戦時中の政府や軍や知識人が繰り出した「トンデモ」言論の数々を、多く
の実物写真とともに紹介します。その「世論誘導性」や「時局迎合性」は
現在にも共通する問題です。


主催:日中戦争80 年共同キャンペーン実行委員会
問合せ:週刊金曜日(03-3221-8521業務部)

参加団体(順不同)
市民の意見30 の会・東京/日中戦争80 年市民フォーラム/日本中国友好協会/日本戦没
学生記念会(わだつみ会)/撫順の奇蹟を受け継ぐ会/不戦兵士・市民の会/平和の棚の
/週刊金曜日



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