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共謀罪法案、強行採決！

「中間報告」は、違法！

６月１５日午前７時過ぎ、参議院本会議で共謀罪法案は強行採決された。安倍政権は「中間報告」の手続きを使い、法務委員会採決を省略するという暴挙をもって本会議採決を強行した。そもそも「中間報告手続き」とは、「各議院は、委員会の審査中の案件について特に必要のあるときは、中間報告を求めることができる」（国会法５６条の３）ことに根拠を置く。しかし今回の場合、「共謀罪法案には、特に必要がある理由は認められない。また（同手続きの）提案理由説明すらされていない。『中間報告』は違法の疑いがある」（海渡雄一さん）のだ。
　　↓１４日夜の集会

↓国会論戦を終えて集会に参加する野党議員


強行採決の危険性が増した１４日の夕刻には、続々と国会前に市民が集まってきた。午後６時半から衆議院第二議員会館前を中心に開催された「国会前行動」（主催：総がかり行動実行委員会、共謀罪NO!実行委員会）には、３０００人が集まった。また、採決が強行されることが予想された翌１５日午前７時に同じ場所で開催された行動には、徹夜組も含め３００人が参加した。（湯本雅典）