本文の先頭へ
韓国サンケン、日本遠征闘争 4/10
Home 検索

4月10日(月)
薄曇り。少し肌寒い。
参加者:当該3名、支援する会4名

7時30分〜 サンケン電気本社前出勤時宣伝行動(スピーカーとマイクの接続が悪く、宣伝行動を始めるまでに少し手間取った)
8時30分〜 サンケン電気本社前座り込み・日比谷メーデーにむけて律動(ユルトン)練習
9時30分〜 志木駅に移動
10時〜    志木駅前市民宣伝行動
11時     志木駅前市民宣伝行動を終了、解散

サンケン電気本社前の出勤時宣伝行動では、遠征団のキムウニョンさんが明日(11日)午後、韓国の中央労働委員会で再審の決定が下るが、どんな決定であれ、解雇撤回をかちとるまでたたかい抜く。それが労働者として正しく生きていく道だ、とその決意を出勤してくるサンケン電気本社社員にむかって訴えた。
その当該の訴えをよそに無表情で正門をくぐる社員もいるが、以前とは違って、こちらの「おはようございます」という挨拶に、はっきりと「おはようございます」と応答してくれる社員が増えているのはうれしいことだ。

出勤時宣伝行動を終え、遠征団が宿舎で入れてきてくれた生姜茶をいただき一息つく。
そして中央労働委員会の再審のことや大統領選挙の動きを聞いた後、サンケン本社の正門前で、きたる5月1日の日比谷メーデーで日本の労働者に披露する律動(ユルトン)の練習をおこなった。

その後、志木駅前に移動して、新座市の在勤在住のみなさんにむかって訴えをおこなった。
遠征団のキムボンスさんは、3人の娘を韓国に残して遠征闘争に来ているが、娘がほかの同級生といっしょに行きたがっている学習塾に通わせてやれない親としての胸の内を訴えた。
キムヒョンガンさんは、韓国サンケンが希望退職を募集し始めて一年になるのを振り返って、経営悪化に導いた韓国サンケンの経営陣が責任をとらないで現在ものうのうと会社に居座り、自分たちの何倍もの給料を受け取っている。汗水流して働いてきた自分たちがなぜ経営悪化の責任を負って解雇されなければならないのか! 責任をとるべきは韓国サンケンの経営陣、そしてそれを裏で指示している日本のサンケン電気本社です! と訴えた。

志木駅前の市民宣伝行動の最後は、横断幕を地面に広げた前で律動(ユルトン)を行なうことで締めくくった。
韓国の「非正規職撤廃歌」などにあわせて律動を行なう遠征団の姿を、立ち止ってみる年配の女性たちやスマホで撮影する若者などがいて、韓国の労働者文化が志木駅前で花ひらいたようだった。

(以下の画像をクリックすると拡大表示します)


Created by Staff. Last modified on 2017-04-12 09:20:25 Copyright: Default

このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について