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根津公子の都教委傍聴記(11月24日)〜 いじめの原因が分からない都教委にいじめ対策はできない | ||||||
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●根津公子の都教委傍聴記(2017年11月24日) いじめの原因が分からない都教委にいじめ対策はできない 公開議題は、1)「今年度東京都公立学校における『いじめの認知件数及び対応状況把握のための調査』結果について」 2)「都民の声(教育・文化)について 今年度上半期」。どちらもすでに、都教委ホームページに掲載されている。 1)「今年度東京都公立学校における『いじめの認知件数及び対応状況把握のための調査』結果について」 2017年4月1日から6月30日に都内全公立学校で調査したという。都教委は都立学校、区市町村教委に対し、年3回以上の調査を課しているとも言った。 【対応状況】 ***** ***** ***** 「男が痴漢になる理由」(精神保健福祉士・斉藤章佳著)で著者の斉藤さんは「痴漢=性欲の強い異常な犯罪者、ではありません。」痴漢の動機は、過剰な性欲ではなく、「ストレスへの対処」であって、「相手を自分の思い通りにできる快感が、ストレスを消す。弱い他者を支配することで優越感が持てるからだ」と言う。 また、子どもたちは良くも悪くも大人を見て育つのだから、大人社会でのいじめを止めること。学校では、「君が代」起立を拒否する教員を処分し、差別することを止めることだ。 2)「都民の声(教育・文化)について 今年度上半期」 「都民の声」1826件のうち「苦情」が70%、その苦情の最多は「教職員に関するもの」で25%。例年と同じである。その事例として上がったのは、「都立学校の教員がSNSに同僚の言動を批判する内容を投稿した。こうした投稿を止めるよう指導してほしい」というもの。この事例に都教委が対応したこととして、「校長が当該教員にSNSの内容を確認したところ、事実だった。校長は同教員に教育公務員としての立場を自覚するように厳しく指導し、その場でSNSを閉鎖させた。」こうした恥ずべき行為については、都教委は「厳しく指導」で済ませる。「君が代」不起立には懲戒処分を乱発するのに、だ。 「請願」は1件、「都立高校定時制の募集継続を求める請願」である。「継続しない」という「請願者への通知」文を掲載したのみ。
「陳情」は58件、そのうち、「君が代」不起立処分についてが8件。「陳情にはどう対応しているのか」との教育委員の質問に、都教委は「陳情者と会って話を聞いたりもする」(趣旨)と言った。都教委の考えに合わない個人・団体にはまったく会わないできたにもかかわらず。 Created by sasaki. Last modified on 2017-11-27 11:21:31 Copyright: Default |