希望のまち東京をつくる会声明「都知事は都政に専念すべきだ」 | |
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────────────────────── 希望のまち東京をつくる会声明「都知事は都政に専念すべきだ」 ────────────────────── 本日、国会が解散されました。今回の解散は、内外ともに問題が山積する中で、与党の党 利党略により行政の停滞を招く暴挙です。 一方、総選挙に向けた動きが加速する中で、新党が結成され、野党再編が進んでいます。 その中心の「希望の党」の代表に小池都知事が就任したことに、私たちは強い違和感を覚 えます。報道によれば、小池代表は、都議会定例会の開会中に結党会見を開催し、さらに 新党の候補者 公認の権限を一任され、すでに都政にかかわる公務キャンセルも相次いでいるとされてい ます。 小池氏が、東京都知事は、国政政党の運営を行ないながら片手間に行なえる仕事と思って いるのであれば、都政を軽んじ、都民を愚弄するものと言わざるを得ません。 昨年夏の都知事選から、まだ一年とわずかしか経過しておらず、小池氏自身が知事選挙で 公約したさまざまな政策も、都民のくらしにかかわる多くの問題も、まだ成果は出ていま せん。築地移転問題も袋小路に入ってしまっています。都民が小池氏に託したのは、こう した都政課題に専念して結果を出すことにほかなりません。 「都知事は都政に専念すべき」──このような当たり前すぎることを声明にしなければな らないことは、あま りに異常です。この10年間、東京都の行政トップとして持つべき矜持と見識を失った知事 が次々に辞任していき、都知事選が年中行事のように繰り返されてきました。これ以上、 都政の混乱と停滞をくり返すような行為は、やめるべきです。 2017年9月28日 希望のまち東京をつくる会 代表 宇都宮けんじ http://utsunomiyakenji.com/1924 Created by staff01. Last modified on 2017-09-30 11:41:10 Copyright: Default |