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「30分だけでもやります」〜土砂降りの「原発抗議」金曜行動
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「30分だけでもやります」〜土砂降りの「原発抗議」金曜行動

動画(6分半)

 9月22日金曜日、この日は昼ごろから雨が降りはじめ、夜には予報通り土砂降りになった。原発再稼働反対の抗議は中止になるのではないか、と案じつつ経産省前に赴くと、いつもは川柳プラカードを掲げて国会周辺をぐるぐる回っている乱鬼龍さん(写真上)が、珍しくマイクを握っていた。「淵上太郎さんの釈放を喜び、原発はもう時代遅れでダメなんだ」と訴えていた。

 その後、6時半ごろ<希望のエリア>に到着すると、雨脚がひどくなるなかで開催に向けて参加者は準備作業を行なっていた。主催のあすかさん(写真上)に「きょうは開催するのですか?」と尋ねると「30分だけでもやります」との声が返ってきた。彼女は長靴をはいていた。いつものコールがはじまると雨は一段と激しさをましていた。

 国会正門前集会は中止になっていて、警察官が数人、鉄柵の後片付けをしていた。官邸前の坂道は、傘の行列で「原発反対」の声を上げていた。その前を勤め帰りの若い人々がぞろぞろ帰っていく。

 前日、アル・ゴア(元米国副大統領)の『不都合な真実2』を試写でみて、地球がひどい状態になっていることを思い知らされた。巨大な氷河が噴火山のように白煙を上げながら次々と消えていく。早急に自然再生エネルギーへの転換をはからなければ、地球から人類が消滅していく日はそう遠くはない、と思わせる。

 悪しき先導者の一人、安倍首相にきょうも人々は「ノー」の声を上げている。そんな人を笑いたければ笑うがいい。〔木下昌明〕


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