わたしはドレイではない!〜「新日鉄住金ソリューションズ」をセクハラ・パワハラで提訴 | |
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わたしはドレイではない!〜「新日鉄住金ソリューションズ」をセクハラ・パワハラで提訴 日本を代表する大企業「新日鉄住金ソリューションズ(株)」で起きたセクハラ・パワハラ事件で、被害者の女性Aさん(契約社員)が5月25日、東京地裁に裁判を起こした。その会見が司法記者クラブで行われたが、「都内在住・30代の女性」というだけで映像・写真・音声は一切不可という条件だった。「事件が発生してから、まともな人としての暮らしができない状況に陥っており、精神的に不安で仕方ない」とのことで、セクハラ被害の凄まじさを物語っていた。 ↓記者会見(弁護士と「なかまユニオン」石川副委員長。その右側に原告の女性が座った。 *事件の概要(プレスリリースより) 新日鉄住金ソリューションズ(株)を、セクハラ・パワハラで提訴!・記者会見 5月25日(木)14:00〜 司法記者クラブ・会見者 当事者 Aさん 首都圏なかまユニオン副委員長 石川 正志 弁護士 河村健夫 吉田伸広(むさん社会福祉法律事務所) Aさんは、2013年3月から派遣社員として、2014年6月からは、契約社員として、新日鉄住金ソリューションズで勤務していました。隣のグループのグループリーダー(課長)で、既婚者のXさんからAさんに、以下の内容のメッセージが送られました。一部記載します。 「恋は始まってるね!」「金曜日にAさんに触れたときはうれしかったし、幸せをかんじたのかもしれないけど。」「僕に触られて嫌じゃなかった?」「こんどエロ勝負しましょう」「エロ対決をいつかすること、も入れていい?」「こんど中身見せて」 不倫交際や性的関係の要求をすることから、始まりました。 交際するつもりはない、関係を持つつもりはないと、こういうやり取りをやめてもらうようにさいさんにわたってお願いしましたが、今度は陰湿な嫌がらせが始まりました。 そこで、会社に相談しました。このやり取りに対して、会社は「大人の男女間の会話」に過ぎないとし、セクハラであることを認めませんでした。グループリーダーのX氏への指導、教育がされませんでした。事態は、改善されませんでした。AさんはXリーダーに近づきたくない、離してほしいと会社にお願いしていたにも関わらず、会社はAさんを、Xさんのアシスタントにするという人事配置を行う事態になってしまいました。Aさんは、「適応障害」の病気を悪化させ、出社できなくなり、雇止めされてしまいました。 セクハラを訴えても会社はセクハラを認めず、相談しても、問題を解決しようとせず逆に被害者にとって負荷の大きい人事配置を行い、病気に追い込み、ドクターストップで休職になったら雇止め、こんなことは許される問題ではありません。 2年以上にわたる団体交渉で、事実を会社に突きつけても、会社は、セクハラではない、Aさんの会社への相談に対しても適切に対応したと、主張しています。会社にセクハラの事実を認めさせ、相談に対しても適切な対応をしていなかったこと、雇止めが不当であることを認めさせるために、そしてAさんの人生の一部を取り戻すために裁判に踏み切りました。 ≪連絡先≫ 〒162-0815新宿区筑土八幡町2-21-301 Created by staff01. Last modified on 2017-05-26 01:19:14 Copyright: Default |