少しずつ広がる、映画「選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦」自主上映会 | |
[MenuOn] Home | ニュース | イベント | ビデオ | キャンペーン | 韓国 | コラム | About | Help [login ] | |
少しずつ広がる、映画「選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦」自主上映会昨年12月、レイバーフェスタで上映された昨夏の参議院選挙で闘われた戦後初の野党共闘の記録映画「選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦」が、首都圏各地で自主上映会が開催されている。 3月25日群馬県前橋市では、「映画『選挙が生まれる』上映会&討論会−野党共闘を科学的に考える−」が開催され、51名が集まった。(ぐんま市民連合へいわの風、日本科学者会議群馬支部の共催)この上映会は、毎日新聞(群馬県版)でも紹介された。 上映の後のパネルディスカッションでは、「ぐんま市民連合・へいわの風」共同代表の白石知己さんが昨年の参議院選挙群馬選挙区の取り組みをふり返った。 「昨年の1月、同世代の人たちと政治に真剣に向かい合ったことがうれしかった。共闘協定では、原発問題にまでふみこめた。選挙をたたかって、野党共闘が、共闘協定が、どこまで浸透できたのかが課題だと感じる。今後のことを考えると、選挙の時だけがんばればいいのかと思う」 また同席したパネラーの永田瞬高崎経済大学准教授は、以下のように語った。 「白石さんとは2015年に初めて知り合った。高崎経済大学で安保関連法案反対の有志声明を出し、初めて街頭でマイクも握った。今、学者、知識人として安保法制時代の社会的役割を感じている。しかし、大学人も国からの大学運営交付金が減らされ、厳しい状況にある」 パネラーの意見を受け、会場から活発に意見や質問が出された。 「東北で『野党共闘』が勝利した。もっとも切り捨てられてきたところで勝利したことから、平和の問題と生活は切り離せないことを感じる」 「本当に、有権者の『不安』に応えることができていたのかを考える必要がある」 「共闘政策の中の『個人の尊厳』は、非常に重要な問題だ。国連でこれから議論される『核兵器廃絶』も、国政選挙の争点にしていかなければいけないと思う」 「データの重要性を感じる。タウンミーティングを積み重ね、市民がつくる政策協定案を製作中だ。『ぐんま市民連合・へいわの風』のホームページでも意見を集めている」 昨年10月に映画「選挙が生まれる」が発表されて以降、10回以上の同映画の自主上映会が首都圏や長野、群馬で開催されてきた。毎回、上映会後参加者同士のディスカッションが行われてきたが、その度に昨夏の参議院選挙の総括や政治と民衆との間の距離の問題が討論のテーマになった。「政治」を人々の手に取り戻す作業は選挙の時だけでなく、日常的な討論の積み重ねの中でかちとられていくものだと感じる。(記事文章:「選挙が生まれる 長野と群馬の挑戦」製作者:湯本雅典、写真:水口浩さん撮影) 〇毎日新聞記事 〇上映会のお知らせ 第84回 VIDEO ACT! 上映会 〜戦後初「野党共闘」運動〜 Created by staff01. Last modified on 2017-03-29 17:43:45 Copyright: Default |