鎌ヶ谷市で「戦場ぬ止み」上映会に500名。下総基地へのオスプレイ飛来の警戒新たに | |
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9月3日、千葉県のきらり鎌ヶ谷市民会館で三上智恵監督の「戦場ぬ止み」上映会がひらかれ、老若男女幅広く約500名が集まった。主催は「戦争をさせない1000人委員会・鎌ヶ谷、京葉生きいき会議、船橋憲法を生かす会、9条の会鎌ヶ谷この指とまれ」等の市民団体。 ↑ 主催者を代表してあいさつする渡邊氏 映画は現在連日激しく戦われている沖縄の辺野古基地建設反対闘争と東村へりパット建設阻止の闘いを描いている。マスコミがわずかしか報道しないこの闘いは、安倍政権が進める軍国化の象徴として、平和と憲法を守ろうとする市民の共通の関心である。とくに鎌ヶ谷市と周辺には海上自衛隊下総基地が存在し、沖縄に配備されているオスプレイが陸上自衛隊に配備され下総にも飛来する可能性が指摘されてきた。 1980年代に米軍の横須賀基地に寄港する原子力空母の艦載機の離発着訓練(神奈川県の相模原基地で行われている)を下総基地でも行おうとする日米政府の方針が伝えられ、たちまち反対する5万人の住民集会等が開かれるなど市民の運動で撤回させた経験があった。 そのため一昨年(2014/9/14)に同じ三上監督の映画「標的の村」上映と沖縄支援の集いを開き、映画上映と共にシンポジウムを開き、80年代の勝利した経験を蘇らさせ、新たな自衛隊のオスプレイ導入と下総基地への飛来反対を誓った。今回の上映会はそんな住民たちの闘いの流れを引き継ぐものである。会場ロビーでは「沖縄・下総基地展」(新藤健一、山本英夫氏ら「辺野古の海」写真展提供)が多くの写真がパネルに展示され、映画の後多くの参加者が熱心に観賞していた。 ↓ 今も鎌ヶ谷市役所構内に「下総基地の米軍機使用絶対反対」の看板が建つ。(参考:1980年代の下総基地米軍使用反対闘争の記録ビデオ(約10分)) <報告・写真:高幣真公(レイバーネット会員)> Created by takaheims. Last modified on 2016-09-04 19:46:24 Copyright: Default |