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盗聴法・刑訴法の改悪法案の審議が山場〜10日の院内集会へ
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弁護士 萩尾健太

みなさま  盗聴法・刑訴法の改悪法案の審議がまさに山場です。  明日(10日)の参議院法務委員会での採決はどうやら回避されたようですが,12日(木) には強行採決されるかもしれません。逆に,あと何回かの法務委員会を徹底審議で乗 り切れば,廃案にできるのです。私たちは民進党を励ますことにも全力を上げていま す。  この局面で明日10日(火)17:00から参議院議員会館講堂で開かれる,8団 体共催の院内集会は,極めて重要です。ここまでくると「数」も重要 で,180人定員の講堂を300人で埋め尽くそうと,資料も沢山作っています。よ うやくメディアも注目し始め,NHK,共同通信などから,取材の申込が来ていま す。  唯一この法案を「冤罪防止」のためと言わせてきた取調べの録音録画が,かえって 冤罪を生み出す危険性の高いものであることを,4月8日判決のあった今市事件の弁 護人・一木明弁護士が特別報告をします。再審無罪が確実になった東住吉事件の被告 人・青木恵子さんも,大阪から駆けつけます。宇都宮健児弁護士,新倉修先生,海渡 雄一弁護士,新聞労連委員長など,多種多彩な方々も発言します。  刑訴法の集会に来られるのは初めてという方も,今回だけは,どうか足をお運びく ださい。  また,お知り合いの方に,拡散して下さい。  よろしくお願い申し上げます。
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刑事訴訟法等の改悪を許さない緊急集会
=市民・法律家・刑事法研究者 8団体 共催)=

■日時:2016年5月10日(火)
■17時00分〜19時00分(開場 16時40分予定)
■場所:参議院議員会館 講堂 (千代田区永田町2-1-1)
※参加無料。どなたでも参加できます。
※当日は、係の者が入館証をお渡ししますので、参議院議員会館入り口までお越しください。

<集会プログラム(予定)>
●特別報告「今市事件と部分可視化法案」 
今市事件弁護人 一木明 弁護士

●冤罪被害者の訴え「自白場面だけの録画は怖い!」
東住吉再審事件被告人 青木恵子さん
布川事件元被告人(衆参法務委員会参考人)桜井昌司さん

●発言予定:国会議員のみなさん 宇都宮健児(元日弁連会長) 海渡雄一(盗聴法廃止ネット・社文センター) 新倉修(青山学院大教授・国法協) 新崎盛吾(新聞労連委員長)
足立昌勝(関東学院大名誉教授) 弓仲忠昭(自由法曹団) ほか多数

盗聴法(通信傍受法)の拡大、司法取引の導入、取調べ音・録画(可視化)等を含む刑事訴訟法改悪法案は,冤罪被害者をはじめとする多くの市民・法律家の強い反対を押し切って強行採決されるおそれがあり,事態は極めて緊迫していす。
本法案が認める取調べの「部分可視化」が,「一歩前進」どころか冤罪を激増させる危険のあることが,4月8日の宇都宮地裁の今市事件判決で誰の目にも明らかになりました。
本集会では、今市事件の弁護人・一木明弁護士,大阪地検が有罪立証を撤回し再審無罪が確実となった東住吉事件の青木恵子さん,布川事件冤罪被害者で衆参の 法務委員会で参考人として意見陳述した桜井昌司さんという注目の3名が,警察による自白強要と「部分録画」の恐ろしさを語り,改悪反対の力を総結集しま す。
ぜひご参加を!!

=共催=

【市民2団体】 盗聴・密告・冤罪NO!実行委員会
/盗聴法廃止ネットワーク
【法律家5団体】 社会文化法律センター
/自由法曹団
/青年法律家協会弁護士学者合同 部会
/日本国際法律家協会
/日本民主法律家協会
【刑事法研究者1団体】
盗聴法の拡大と司法取引の導入に反対する刑事法研究者の会
=お問い合わせ先=
日本民主法律家協会 電話 03-5367-5430 / FAX 03-5367-5431
盗聴・密告・冤罪NO!実行委員会 電話 080-6550-4669
盗聴法廃止ネットワーク 電話 090-2669-4219

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