心に染みわたった作品群〜「レイバー映画祭」320人参加で大盛況 | |
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心に染みわたった作品群〜「レイバー映画祭」320人参加で大盛況 7月23日のレイバー映画祭には320人が集まり、大盛況でした。「元気をもらった」という声をたくさん聞きました。アンケートなど集計中ですが、メールで寄せられたKさんの感想を以下、紹介します。 『埋もれた時限爆弾』は、アスベストについて少しわかるようになりました。まだ被害者が出続けていることは知っていましたが、その原因は何十年も前のことだと思っていました。現在は被害が発生しないようなシステムになっているとばかり思っていたので、驚きました。 『がんを育てた男』は、とても具体的な映画でした。病気に対してどのような治療方針でというのはその人の生き方と密接な関係があると思います。この映画も木下昌明さんらしさがしっかりと感じられました。乳がんの渡辺容子さんの映画『いのちを楽しむ』の時も容子さんの生き方に感銘を受ける映画でした。でも、それはむしろガン以前にいい生き方をしてきた人なんだなあと感じるものでした。今回の映画はより具体的に医者と向き合ったときに、具体的な姿としてあらわれる生き方の気がしました。お医者さんとのやりとりがいろいろあったせいかもしれません。できればDVDを買って、私がガン宣告された時に、病院に行く前にもう一度見てから私も医者と向き合いたいなと思いました。
『オキュパイ・ベーカリー』は、一緒になってはらはらどきどきしながら見ました。私は、ニューヨークにいったことはありませんが、最初の風景では「えっ、日本の映画だったっけ」と一瞬思ったぐらい、町の風景は日本と変わらないのですね。雇用者側のやり方も同じ、でも本当に最後までよくがんばったなあと思います。最後までがんばれたのは、どうするかについてそれぞれが自分の考えを持ち、遠慮なく議論しているせいかなとも思いました。 私はもう働いてもいないし、労働運動にそれほど関心があるわけでもないのですが、様々な私たちの活動ともどこかで共通するものがあるから、心にしみたのかなあと思いました。
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