国会前に1万人!〜怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応する「命と平和のための6・19大行動」 | |||||||
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国会前は1万人であふれた!〜怒りと悲しみの沖縄県民大会に呼応する「6.19大行動」報告=笠原眞弓 写真=shinya戦争させない・9条壊すな! 総がかり行動実行委員会の「9.19忘れない」行動と、「止めよう! 辺野古埋立」国会包囲実行委員会の共催で6月19日の午後は、国会前に1万人の人があふれた。沖縄の県民大会の人々と心を合わせ、この度の悲しい事件に1分間の「沈黙」を行ったことで、私たちがなぜここに集い、何をしようとしているのかをあらためて思った。 開会のあいさつは、外間三枝子さん。6月8日のレイバーネットTVの 「No Rape No Base〜沖縄の声」に出ていただいた方。戦後から本土復帰、その後の本土が沖縄に行った数々の理不尽を語り、自分たちは過去の歴史と共に生きている。そして本土の政権に対する抗議と言うより、死者に対する弔意の気持ちと共にあると結んだ。 沖縄平和運動センター・事務局長の大城悟さんは、1950年に起きた6歳の少女の痛ましい事件から、少しも改善されていない。もう我慢の限界だ!! 沖縄の未来のために連帯を一層強めて安倍政権に迫り、基地のないこの国をともに作ってまいりましょうと。心に残ったのは、地元紙が、100人の若い人の顔写真を掲載して、「あなたは、私だったかもしれない」という記事を載せたということ。誰でもが犠牲者になり得る社会であるという、痛烈なアッピールである。 その後、民進党の初鹿明博氏、共産党の田村智子氏、社民党吉田忠智氏の、野党共闘が出来たことから今度こそ基地問題に決着をつけようと口々の述べた。沖縄出身の島袋みえこさんは、戦後70年間空からトレーラーが降ってきたりと、いつも変わらぬ恐怖の中にいる。でもこれまで沖縄の闘いは負けたことがない。必ず基地の返還に成功するだろう。沖縄は、勝つまで闘いますときっぱり宣言した。 同じく青木はつこさんは、この度犠牲になった方のご両親の話として「娘が最後の犠牲者になってほしい」との言葉を伝え、県民の想いと共に戦いましょうと言う。落合恵子さんも、その時のその女性の気持ちはどんなだったか想像してほしいと。そして、戦後の沖縄の痛ましい事件を数え上げ、何も変わっていない。これを変えていくのが私たちのテーマであると。そして、沖縄の友人に言われたことは、「沖縄に行こ う」。それもいいけど、その前にそれぞれが生きているところで、このような政治をする人を落選させてくださいと言われたと言う。(落合恵子スピーチ動画) 中継でつながった翁長知事のスピーチは、この前の事件の犠牲者のお墓に行ったことから始まり、日本を取り戻すと言っているが、その中に沖縄は入っていないと厳しい。辺野古が唯一とは、アメリカは言っていないこと、知事として海兵隊の撤退や県内移設によらない米軍普天間飛行場の閉鎖と返還を不退転の覚悟でやっていくと決意を述べた。思わず 大きな拍手が起きた。 最後に高田さんは、諸悪の根源は安倍政権にあるとし、野党共闘もやったし今回だけは投票にみんなが行くようにして、アベ打倒を実現すると結んだ。国会周辺集会に参加するようになって、こんなに涙と共にあったことはなかった。 Created by staff01. Last modified on 2016-06-20 11:50:58 Copyright: Default |